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2017 MOTO-GP 第11戦 オーストリア [モータースポーツ]

マルケスPP[モータースポーツ]

予選はここ2戦連続でポールトゥウインを続けているマルケス。

ただパワー勝負のコースレイアウトはドゥカティが圧倒的に有利。

赤い悪魔ロレンソがフロントローに戻ってきた!

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決勝はポールのマルケスがホールショットを奪うも、ロレンソがトップに立ち独走に持ち込む展開。

ロレンソは新型ウイングでフロントタイヤに自信が出てきて、全戦も前半はトップを独走するかつての走りに戻りつつある。

レース後の情報では、ロレンソのマシンの燃料消費のマップを変更で少しずつ遅れ初めトップはマルケス、ドヴィツィオーゾ、ペドロサの壮絶な優勝争いになる。

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タイヤの消耗が限界を超える中、ドヴィツィオーゾがドゥカティのエンジンパワーで前に出るが、マルケスもピッタリくっついて離れない。

トップの2台が駆け引きをしているので、やや遅れ気味のペドロサもついて行ける状況。

一方ヤマハ勢は国際映像に映らない。

ラストの周回の最終コーナーでトップのドヴィツィオーゾにマルケスが仕掛けるが、ドヴィツィオーゾがありえない加速でブレーキングに無理があり体勢を崩したマルケスを引き離し優勝。

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ヘリからの空撮で判ったのは、ドゥカティのパワーが他カテゴリーの競技並に凄まじいことで、それを考えればレプソルの2台は大健闘だった。

しかし、ホンダが速くなったというよりは、ドヴィツィオーゾが遅かったという感じがした…去年同様イアンノーネが乗っていればホンダは競り合いに持ち込めなかったと思う。

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ロレンソが前半限定にしても「らしさ」が戻ってきた。

今回のマルケスとドヴィツィオーゾのバトルは最高に楽しめた!!

次戦はヴィニャーレスの巻き返しに期待なのだ。