2017 MOTO-GP 第10戦 チェコ

マルケスPP

MOTO-GPは夏休みを終え、いよいよ後半戦に突入した。





予選はマルケスがポールポジションをゲットで好調。

決勝のブルノは晴れ間が出ているが路面が濡れていてウエットレース宣言でスタート。

マルケスがホールショットを奪うが、ロケットスタートを決めたロレンソがトップに出て2位以下を引き離しにかかる。

ロレンソは今回から新型の大型カウルを装着、同チームのドヴィツィオーゾは旧型カウルのまま。






ロレンソを追っていたマルケスがレインタイヤの摩耗で後退、2周目を終えてピットに入り、スリックタイヤのマシンに乗り換える…結局これがベストの選択となり他社が乗り換えたときにはマルケスはトップを独走、2番手以下に約17秒の大差のブッチギリでゴールした。

今回のブルノは見事にフラッグ・トゥ・フラッグを征したマルケスの為のグランプリだった。





2位にペドロサ、3位には予選で混迷していたヴィニャーレス、スタート時トップを走ったロレンソは、マシン乗り換え後はペースが上がらず15位に沈んだ。





レース後、予選で苦しんだヴィニャーレスが「ロッシのセッティングを真似たら上手くいった」とコメント、ロレンソ時代みたいにヤマハピット内に壁が出来る様な、新たなる波乱の予感。

ロレンソの馬鹿デカいカウルの効果に期待なのだ。