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Ibanez [日々のあれこれ]

気になるギター[サーチ(調べる)]

ハードロック系ギタリストで最強は誰か?と聴かれれば、俺は迷わずポール・ギルバートだと即答する。

リズム、ピッキング、フィンガリング、ギタリストの重要なポイント全てが完璧!

ミュージシャンとして、あえて弱点を見つけるとすればコンポーザーとしての個性だろうか…でも、ギタリストとしての欠点は見あたらない。

レーサーXなどで活躍していたので速弾きが先行するイメージだけど、俺の持論だけど「速く弾ける奴はゆっくり弾くことも出来るが、ゆっくりしか弾けない奴は速く弾けない」というのがあって、速弾きはそれに特化した練習が必要で、その最高峰に君臨しているのがポール・ギルバートだと思っている。

昔から、ポール・ギルバートの気持ちよさそうなプレイを見ていると無性にギターが弾きたくなる。

「ギターって良いな」「ギターって楽しそうだな」と嬉しくなってきて、何とか同じ様な事をやろうと頑張ってみたりする。

ポール・ギルバートの特徴は「誤魔化しナシ」ってところで、ギターも機材も実にシンプルで、独特の指使いとピッキング以外に目立つモノは無い。

逆にシンプルだからこそ、あそこまで速く弾いても音の粒が明確なんだと思う。

特徴は薬指と小指でトリルをやるとか、小指で大きなビブラートをかけるところとかが、俺には独特に見える。

あの凄まじいプレイには気が遠くなるような練習は当たり前として、正確に出力してくれる優れた楽器も必要になる。

ポール・ギルバートの超絶技の幾つかはIbanezのギターに隠されていると思う。

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ただ、難易度の高いプレイもかなりの余裕を持ってコントロールしているので、無理をすればどんなギターでも彼のスタイルで弾けると思う。

「超絶技」に「変態」や「個性」を付け加えたスティーブ・ヴァイもIbanezのギターを弾いている…恐らくをIbanezが超絶系ギターの完成形なんだと思う。

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極薄ナローネックにジャンボフレットの組み合わせに加え、Fenderのギターと違ってフレットのアールがフラットなので限界まで弦高を落とせるのが秘訣だと思う。

秘密兵器満載のモダンなIbanezのギターに比べれば、原始的なFenderのStratocasterは太古の遺物って感じで、俺はそこが気に入っているんだけど、同じ楽器として同列で比べられるとテクニカルなプレイをするには凄いハンデを背負っていると思う。

俺も1本欲しいけど、Ibanezが手に馴染んでしまうと、もうStratocasterに戻れない気がして怖いのだ。