SSブログ

家弾き [ギターの話題]

意欲[あせあせ(飛び散る汗)]

YOUTUBEでチャーさんとスティーヴ・ルカサーさんがセッションしている動画を見た。

06.14.02.jpg




チャーさんは最初からバックに徹している感じで、それに合わせてルカサーさんが弾きまくっている。

チャーさんはダフネブルーのストラト、アンプはMATCHLESSの恐らく DC-30、足下はワウペダルとKLONのケンタウルスと…恐らくボリュームペダルだと思う…恐ろしくシンプル。

逆にルカサーさんは相変わらず機材が凄くて、背後に大きなラックが映っているんだけど何が何かサッパリ判らない。

EMG搭載のミュージックマンは最高に弾きやすそうで、音も良かった。

06.14.01.jpg




驚いたのは「昔弾いていたやつ」と言いながら、レスポールを取り出してケーブルを差し替えた。

アンプとかは弄っていないので、ミュージックマンの設定で鳴らしたと思うが、音が全然良くなっていた。

大きな違いはピックアップのインピーダンスだけど、パッシブの音も最高でレスポールの良いのが欲しくなった。

06.14.03.jpg





更に驚いたのが、ルカサーさんのピッキングフォームで、お手本の様に基本に忠実だった。

最近はマーティ・フリードマンさんの様に個性的なピッキングフォームを見かけることが多いけど、ルカサーさんのフォームは初心者が安心して真似る事が出来る素晴らしい形だった。

感心したのは、小さな音で弾いているんだけど、背後にある巨大システムがキチンと機能していた事。

最近は「ミニマリスト」ではないが、シンプルなのを尊ぶ傾向があって、ギターも素朴なアンプに直なのが偉いんだみたいなのをよく見かけるが、どうも貧乏臭くて奇妙に見える…そういうのはアコギ弾けばって思う。

俺もリハやライブなどに持ち込むのが面倒で、小さなマルチで済ませていたけど、よく考えれば自宅では運搬を考える必要な無いし、ルカサーさんの様に機材に拘って音を追求出来る。

何か、これまで機材は自宅練習用とライブ用の機材に分けて考えていて、ライブ用は爆音で弾かないとダメみたいに思いこんでいたが、お二人のセッションを見て目から鱗だった。

ギターサウンドに拘っているルカサーさんはカッコ良かった。

俺も自宅機材を組みたくなったのだ。