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2017 MOTO-GP 第7戦 カタロニア [モータースポーツ]

ペドロサPP[モータースポーツ]


暑いバルセロナではホンダが好調で、ペドロサがポールをゲットし、バルセロナを得意とするロレンソが2位。

ドゥカティはサテライトのペトルッチが3位に入るなど好調。

一方前GPのイタリアでは絶好調だったヤマハが、ヴィニャーレスが9位、ロッシが13位と、たった1週間で沈んでしまった…この激しい落差はヤマハでは珍しいと思った。

決勝は、ペドロサとロレンソがスタートで飛び出し、ロレンソが先頭。

しかし、ヤマハ時代の様なブッチギリ走行に持ち込めず、5周でトップから落ち始める。

逆にドヴィツィオーゾがトップに出て、それをペドロサとマルケスが追う展開に。

ドヴィツィオーゾがペースを上げたのを見てマルケスがペドロサをパスして先頭を追う。

実質上のドヴィツィオーゾとマルケスの戦いになる。

バトルになれば勝機はあったと思うが、マルケス最後までドヴィツィオーゾに追いつけなかった。

ドヴィツィオーゾ、イタリアGPに続いて2連勝!

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ロレンソファンとしては、ロレンソがトップで走る勇姿を見れて良かった!

また、一時は7位まで後退したが、レース終盤に怒濤の追い上げで母国GPを4位でフィニッシュしたのも凄かった…これは思いの外早くロレンソの優勝が見れるかも。

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改めて驚いたのはドゥカティの速さ。

レース中盤、ロレンソが後退し始めてレプソルの2台が先頭になり、3位からドヴィツィオーゾが追う展開の残り9周。

ドヴィツィオーゾが約1キロあるホームストレートで、ろくにスリップも使わずに先頭のペドロサを簡単にパスした。

その時、国際映像は上空のヘリからの空撮画像だったけど、正直別カテゴリーのマシンに見えるほど直線でのドゥカティの速さは爆発的だった。

今回のレースは特にヤマハがタイヤに苦しんだけど、それはホンダやドゥカティも同じだったが、タイヤがダメな時はコーナーより直線でのエンジンパワーだというのを思い知った。

これで総合ポイントが1ヴィニャーレス、2ドヴィツィオーゾ、3マルケス、4ペドロサの混戦模様になり、俄然面白くなってきた。

次戦はTTアッセン、雨が降らなければドゥカティが速いのでロレンソも期待できる。

晴れて欲しいのだ。