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阪神 - 広島 17.05/05~07 [阪神タイガース]

奇跡の3タテ[野球]

広島との首位攻防戦。

5月5日こどもの日の聖地甲子園は、いきなり好調広島とのガップリ四つな対決となった。

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孫悟空が始球式の試合は、いきなり上本が怪我で退場と嫌なムードで始まった。

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メッセンジャーを打ち崩す広島打線…やはり真っ向から勝負すれば力負けか?と思っていると、打線が盛り返した。

まるで最近の広島の攻撃を見ているような、試合後半に打線が繋がっての逆転劇は「猛虎打線炸裂!」という感じだった。

しかし8回、8ー4阪神リードで高橋がランナーを出して、桑原が出てくると雰囲気がガラッと変わった…ランナー1・3塁でこの日2ホーマーのエルドレッドがタイムリーで3点差。

2アウトからツラスカル(新井さん)が出てきた時の威圧感は凄かった…広島はどんなに点差が付いていても見せ場を作る。

とにかく、大事な初戦に菊池を下げてくれて助かった。

鳥谷が3試合連続安打で通算1900安打、通算四球も単独19位と好調で、遂に首位広島と1ゲーム差に接近。

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聖地甲子園に詰めかけたお子様には、最高のこどもの日になったと思う。

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2試合目は、虎ファンに長く語り継がれる伝説の逆転劇に酔った。

昨日の逆転劇の余韻が残る聖地甲子園で、我々阪神ファンは歴史的逆転の目撃者となった。

プロ初先発のD6福永が4回6失点でKOされた…流石に広島は強いなと、正直諦めて球場を後にした人もいたかもしれない。

しかし、今年の阪神は違った…。

7回、最大9点差から1点差まで追い上げ、セーフの判定が長いビデオ検証でアウトになった後、糸原がタイムリーで繋ぎ、この日で3日連続お立ち台となった梅野がランナー一掃の3塁打で11対9と逆転、首位に並んだ。

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そして苦しい逆転劇を連発しての3戦目は、阪神の一方的な勝利で単独首位に立った…俺は奈良の実家で父親とテレビ中継でこの試合を見たが、何か違うチームを見ている気がした。

試合終了後は親子で騒いだ。

毎年ゴールデンウィークの時期の阪神は大型連敗で撃沈するのが恒例だったのに、今年はチャンピオン広島を相手に3タテ完封とは驚いた。

純国産打線で、しかも下位打線で点を取る…今の阪神は間違いなく強い!

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去年との最大の違いは正捕手が固定できていることで梅野が良い…打撃はもちろん盗塁阻止率もリーグトップの「勝てる捕手」に成長している。

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「捕手のいいチームは強い」は野球の鉄則なのだ。