2017 MOTO-GP 第2戦 アルゼンチン [モータースポーツ]
マルケスPP
開幕のカタール同様、天気が不安定で予選はウェットコンディション。
ポールはマルケスがゲット、ペドロサも5位でレプソルは行けそうな雰囲気。
2位にはドゥカティ・サテライトで2015年のマシンに乗るアブラハム、3位はホンダ・サテライトのクラッチロー。
注目のヴィニャーレスは6位、ロッシも7位と今回は差がない。
決勝はドライとなり、スタートでアルゼンチンを得意としているマルケスがホールショット。
2位にクラッチーロー、3位にヴィニャーレスという展開。
いよいよマルケスとヴィニャーレスの一騎打ちかと思っていると、マルケスがフロントから転倒でリタイア。
レース中盤には同じコーナーでペドロサも転倒リタイアとなり、ドゥカティもドヴィツィオーゾとロレンソがリタイアして、残ったワークスはヤマハだけとなる。
トップを独走していたマルケスがリタイアした後は、ヴィニャーレスがトップを独走…まさにトップガン。
ロッシは2位のクラッチローを抜いて2位に上がるのが精一杯だった。
マルケスとペドロサの転倒が謎で、ピットに戻ったペドロサの顔つきも原因がわからない感じだった。
今回ノーポイントに終わったマルケスが、怒っていたのも珍しい光景だったが、それだけ精神的に追い詰められているのかもしれない。
どんな状況でも余裕の笑みだったマルケスの血相を変えたのはヴィニャーレスが始めてかも。
ポールポジションからロケットスタートを決めて独走…開幕戦の結果でマルケスにスイッチが入ったと思ったが、結果は首位のヴィニャーレスとの差は37ポイントに広がってしまった。
マルケスのオースティンでの巻き返しに期待なのだ。
2017-04-12 23:38