白樺ギター [日々のあれこれ]
楽器の素材
ギターの素材は木だけど、ワシントン条約でマホガニーなどが規制となった為、楽器に適した代替材が求められている。
ギターに合う木材を研究している京都大学院生の前川さんは、シラカバの音響特性がギターの木材に近いことを発見、北海道産のシラカバなど国産木材を使った珍しいギターを試作した。
試作ギターは重さ約4キロ、前川さんによれば「出来栄えは期待以上で、メリハリのある音色が出る」らしい。
リアがカバー付きのハムバッカーだったり、ピックガードの感じもカスタムギターって出で立ちでカッコ良い。
どうしてもエレキギターの木材といえば北米やカナダ産が尊ばれるんだけど、メイドインジャパン製のギターでも木の材質はアッシュやアルダーなどの外国産で、昔のヤマハのギターがカツラを使っていた他は、国産ではセンとか位だと思う。
でも素材までが全て国産のギターとなると、どんな音が出るのか興味津々だし、愛着も出ると思う。
俺に木工加工の技術と木の性質などに精通していれば、ブライアン・メイじゃないが、自分で木を選んでギターを作ってみたい。
俺なら重くて劇硬の木で、薄く小さく加工して、小型軽量なんだけど硬質な音が出るギターを作るね。
ケヤキは劇硬らしいので、ネットで調べてみたところ既に作っている人がいた。
劇渋な色で、鼈甲のピックガードが似合っている、これは素晴らしいストラト!
一体どういう音がするんだろうか?重量も知りたい。
ギター以外では奈良県森林技術センターが、目が詰まってまっすぐな吉野杉を使って「スギバイオリン」を製作。
樹齢約270年の吉野杉は音響試験でトウヒに負けない素晴らしい音響効果が実証されたらしい。
俺も木選びからベースギターを自作してみたいのだ。
2017-04-11 23:36