ストラップの長さ

ピッキングとの噛み合い

以前からシックリ来ないのがベースを持った時の位置というか、フォームがピンと来なかった。

ベースでの経験が少ない俺は、とりあえすギターと同じ高さがベストだと思いこんでいた。

しかし、最近アレコレ試してみた結果、ギターとは違うポイントが弾きやすかった。

 

 

 

 

ギターの場合、持った高さで気になるポイントは左手重視なんだけど、ベースの場合はギターソロの様な特殊なソロ弾きは無いので、重視するのは右手のピッキングになる。

指弾きはまたニュアンスが違うんだろうけど、ピック弾きの場合ピッキングが楽なポジションはギターのピッキングとは少し違う様で、同じにすると逆に疲れる。

というのも、ギターとベースで最も違うのがピッキングの量で、ギターは全音符などで音を伸ばしている時も、ベースは黙々と八分音符を刻み続けなければならない。

これに十六分のゴーストピッキングを入れると、結構ピッキングが忙しい。

弦もギターより太いので最初から最後まで弾き続けるベースはギターより体力を使う。

ピッキングの楽なポイント探しに気がついたのは、ストラップを代えたから。

これまでベースといえば重いという思いこみがあって、ストラップは幅が広い革製のを使っていて、こいつの長さ調整が穴に通すタイプなので凄く面倒でやらなかったんだけど、DIMARZIO社のクリップタイプのに替えたので長さ調整が楽に出来て、それでギターとは別物だという事を発見した。

ただ、これはベースを弾く音楽性によって変わると思う…左手でハイポジションまで使って細かいことや速弾きをやるのであれば、ギターの様に左手重視のポジションになると思う。

ストラップの長さは見た目も、長すぎてもパンクみたいだし、指弾きで短いとテクニカル指向って感じだけど、ピック弾きだと似合わない気がする。

コレにしなきゃダメというのは無いが、思いこみでは無く色々試す事が重要なんだと思ったのだ。