神保町 [日記]
本の街を探索
職場の仲間から神保町の「書泉グランデ」に仏像のガチャポンがあると教えられて、これは調査する必要があると思い、職場を抜け出して偵察に向かった。
いつも通勤で使っている地下鉄に乗ったので、危うくそのまま帰宅しそうになって慌てて飛び降りて、地上に出た。
今から20年程前は、お茶の水から楽器屋を探索して、神保町界隈にも来ていた…ヤフオクとか無い時代は中古楽器屋さんが魅力的だったが、ハードオフとかが近所に出来てから行かなくなった。
改札を出て数分で書泉グランデに到着。
各フロアごとにジャンルが分けられているので、本を探しやすい。
かなり突っ込んだ専門書も多く、今時はネット購入の方が「空振り」が無く確実に入手できるけど、新刊であればマニアックなのも実際に手に取って見れるのは嬉しい。
とりあえず仏ガチャを回す…今回は迦楼羅像、阿弥陀如来、百済観音をゲット。
迦楼羅像は京都の三十三間堂のやつで、迦楼羅は興福寺の八部衆のが欲しかったんだけど、実際に組み立ててみると仏ガチャの中では大きい方でガッチリしていて、光背も付いていて火焔光がカッコ良い…凄く気に入った!
迦楼羅は鳥の王で、口から火を吹き毒蛇を食べる神様の乗り物で、火焔光は迦楼羅のが吐く炎を表している。
阿弥陀如来は平等院ので、組み立て部分は無いので限りなく和の心 仏像コレクションのシリーズ5「薬師如来坐像」と大きさは同じくらい。
そして法隆寺の百済観音。
本はみうらじゅん・いとうせいこうさんの見仏記シリーズを3冊持ってレジへ。
同フロアにはUFOモノとかも凄く充実しており、一気に全てを調査出来ず…少し通う必要を感じた。
俺の理想的な本屋は古本屋の書泉グランデバージョンかな…UFOのコーナーを覗いてみたが、新刊に関してはブームは下火かなと寂しかった。
街をブラっと回ってみたが、意外に人が多くてスマホの時代に本を求める人を見かけて安心した。
探している本が明確ならアマゾンだけど、好きなジャンルで良いのが無いかな?と思うのであれば書泉グランデはお勧めだと思う。
職場に戻って見仏記を読み、自宅に帰って仏ガチャを組み立てた。
写真を撮って、我が屋の立体曼荼羅に飾ったのだ。
2017-03-11 23:31