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甲府UFO事件 [不思議]

真実はそこにあった[exclamation]


テレビ番組「世界の何だコレ!?ミステリー」で、日本UFO史上最も信憑性の高い事件と言われている「甲府事件」を扱っていたので、紹介してみる。
 
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「世界の何だコレ!?ミステリー」では「事件を目撃した2人が初めてテレビで真相を語る」とコメントしていたが、事件から7年後に放送された愛川欽也さん司会の11PMで矢追純一氏が取材している。
 
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その後も事件後30年の時点で、顔は出さなかったが山畠さんがテレビの取材を受けている。
 
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この事件が広く知られる様になった切っ掛けは、事件当時保険の外交員をやっていた佐藤みどりさんが日本テレビに手紙を出した事から始まっている。
 
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事件当時佐藤さんはその日の出来事を夫達に話したが、「そんなバカなことを言っても、バカにされるだけだ」と言って反対されたため、その時点ではそれ以上他人に話すことはなかったが、約7年後に旅行先でこの話をしたところ、まわりの人達から「絶対に知らせた方がいい」と勧められ、手紙を送ることになり、それを受け取った矢追氏が現地に取材に行くことになる。
 
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事件は1975年2月23日午後6時頃、団地の一角にあるコンクリート製の広場でローラースケートで遊んでいた2人の甲府市立山城小学校2年生の生徒が、そろそろ観たいテレビがあるので家に帰ろうとローラースケートを脱ぎながらオレンジ色の未確認飛行物体を発見した事から始まる。
 
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UFOを発見した2人の少年、山畠克博さんと河野雅人さんは従兄弟同士で、東の空に現れたオレンジ色の2つの光を見ていると、そのうちの1つの光が彼らの真上にやってきて、カメラのシャッター音の様な「カシャカシャ」という音を出した。
 
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5階建ての団地の建物より10メートル位上の上空で静止したUFOは直径3~5メートル、黒っぽい銀色に見え、形は典型的なアダムスキー型で3つの丸いギアの中心から望遠レンズの様な黒い突起物が伸び、シャッター音を出した。
 
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UFOを見て驚いた2人はその場から逃げて近くにあった墓場に隠れたが、UFOは彼らを追いかけるように墓地の上まで来た。

UFOが去ったので、2人は歩いて家に向かったが、その途中でブドウ畑にオレンジ色の光りが点滅しているのが見えたので恐怖より好奇心が勝って見に行った。

ブドウ畑にはオレンジ色に光るUFOが着陸しており、2人は1メートルまで接近、UFOの回りをグルグル見回った。

直径およそ5メートル、高さ2メートル、ドームと本体の間に半透明の四角い窓がいくつもあり、本体には見たこともない文字が5つ書かれていて、最初はドーム部分が回転していたが、やがて停止した。
 
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ドアが開く音がしたので見ると、ドアの裏が7段の階段になっていて、宇宙人が前屈みになって出てきた。
 
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UFOの反対側にいて、その事を知らなかった山畠さんは、後方から近づいてきた宇宙人に肩を2度叩かれ、驚いて腰を抜かした。

宇宙人は1メートル20~30センチの身長、肌は茶色で、髪の毛はなく、耳はウサギのように長く大きく尖っており、真ん中には穴があいていた。
 
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顔面はシワだらけで目や鼻は見あたらず、口に大きな3本の牙があった。
 
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キラキラ光る銀色の服を着ていて、ベルトをしており、手の指は4本、黒い長靴の様なモノを履いていて、先が足袋の様に2つに別れていて、先端がラッパのように開いた銃らしき物を肩からさげていた。

河野さんは恐怖から死んだふりをしながら観察していると、宇宙人はテープの早送りの様なキュルキュルという声をだした。

宇宙人に肩を叩かれて驚いた山畠さんは腰を抜かしていたが、宇宙人が少し離れた時に河野さんに背負われてブドウ畑から河野さんの家に逃げた。

河野さんの家には山畠さんの両親と小学3年生の兄も来ていた。

家に戻った2人は、そこにいた2人の母親と河野さんの兄、棒を持った父親達とブドウ畑に戻ると、UFOはまだそこにいた。

山畠さんのお母さんは凄いオレンジ色の光が花火の様にパーッと回転しながら光っていたと証言している。
 
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河野君のお父さんも激しくオレンジ色に光る明るさはライトでは無いと証言。
 
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両親がよく見ようとUFOに近づこうとしたが、宇宙人を見ていた2人が「連れて行かれる」と静止した。

その後UFOはオレンジ色から白色に近くなるまで明るくなり、その後小さくなって消えたらしい。


この出来事は、河野家から少し離れた位置にある甲府市環境センターの管理人が、同時刻に明滅する物体が飛ぶのを目撃したのを始め、多くの目撃者がいる。
 
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矢追氏の現地取材のきっかけとなった保険外交員の佐藤さんも、山畠・河野家の人達がUFOと宇宙人を見にブドウ畑に向かっている時、集金先の朝日さんの家に向かって車を走らせていた。

ドンドンという花火の様な音を聞き、十字路に1メートル30センチ位の男の子2人が立っているのが見えた。

顔が真っ黒で土人の仮装かなと思ったが、クラクションを鳴らしてもどかないので真横を通過しようとすると、車のフロントガラスに手を付けてきた。

手は真っ黒で、手のひらは真横のシワだらけで手相のようなのは無く、手首が亀の首のような感じだった。

集金に急いでいたため、最徐行で横をすり抜けて車を走らせると、もう一体同じ顔をした宇宙人を目撃する。

そのまま車で進むと、子供がガヤガヤ言いながら棒を持った大人数人が手を広げて車を止め「UFOを見ませんでしたか?」と聞かれたので、集金に急いでいた佐藤さんは「いいえ、知りませんよ」と答えた。

佐藤さんの集金先の朝日さん親子もブドウ畑で足跡などを発見している。
 
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事件の翌日、2人の話に興味を持った山梨日々新聞や学校の先生などに警察も加わり、光る円盤があったブドウ畑で現地調査が行われた。

現場には地面に押し付けたような直径5?60cmの穴が一つ開いていて、白い灰のようなものがついていた。
またコンクリートの柱が折れていて、足跡のようなものもあったと思うという。
 
 
この事件に興味を持った山梨県立機山工高電気科教諭の測定によると、自然放射能よりエネルギー量が多く、また人工放射能特有の急激な減衰が見られ、UFOが着陸したとされる場所に放射線を発する何かがあった事を照明している。
 

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「世界の何だコレ!?ミステリー」では現在大分県にお住まいの山畠さんが42年前の出来事を語るだけで無く目撃現場を訪れ、従兄弟の河野さんと再会したのも、スティーヴン・キングの「イット」や、「スタンド・バイ・ミー」っぽくて良かった。
 
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この事件に関しては、雑誌ムーの三上編集長さんが「2人の目撃者の子供が」宇宙人が着ている銀色に光る服は、後ろに回るとファスナーが付いていたとか、UFOのハッチが開いた時にUFOの中が見えて、もう一体の宇宙人がハンドルを握っていたのが見えたとコメントしている。

三上さんは、2人が見たUFOは典型的なアダムスキー型で唯一の違いが窓の形、アダムスキーのは丸い窓で、甲府のUFOの窓は四角かったが、ナチスドイツが作って飛ばしていたUFO「ハウニブ1」が甲府UFOと同じ形らしい。
 
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目撃された宇宙人はナチスUFO製造に力を貸したアルデバラン星人では無いか?と推理していた。
 
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またナチスは釣り鐘の様な形をした「ベル型UFO」というのを飛ばしていて、そこにはルーン文字が書かれていたので、甲府UFOのボディーに書かれていた5つの文字もルーン文字の可能性があると推測、着陸現場から検出された放射能に関しても、宇宙から飛来すると放射能を帯びる事や、UFOの燃料が原子力である可能性もあると推理している。

 
 
結果、2人の少年が目撃したのは何だったんだろうか?
 
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彼らはこの件を世間に公表したことで、色々揶揄されたりして一般人とは別の人生になったと思う。
 
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目撃者の2人は、子供の頃ならともかく、大人になってからも不利益こそあっても何の利益も無いのに興味本位のテレビの取材に紳士的に応じておられる姿勢には頭が下がる。
 
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何故甲府なのか?という疑問が湧く人も多いらしいが、俺も奈良県に住んでいたときにUFOを目撃しているので、「何で奈良なの?」と、同じ事を思った事がある。 
 
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甲府UFO事件は「信じる?信じない?」などという曖昧な出来事ではないのだ。