スペアベース

小さいベース

今メインで弾いているMB-3は軽くて弾きやすい。

ただ問題もあって、音の問題は利便性と天秤になっている。

音の問題は、恐らく軽くて小さなボディーやピックアップから来ているんだと思うが、ひょっとするとミディアムスケールなのも想像以上に関係あるのかもしれないと思い始めた。

そこでネットで軽くて小さなロングスケールのベースを調べてみたが、欲しいと思うベースは見あたらない。

そして、以前ヘッドレスのベースを弾いていた事を思い出し、部屋の隅から引っ張り出してみた。

細かい経緯は忘れたが、確かSteinbergeのネックに問題があって手放し、似た感じのコピーモデルを買ったんだったと思う。

買った当初はバンドに加入してゴキゲンで弾いていたが、弾かなくなったのはそのバンドが無くなったのが原因だったと思う…弾かなくなったのでは無く、弾く機会が無くなった。

引っ張り出してみた感想は、やはり軽くて小さいがスケールはロングで、弾いた感じは悪くない。

スケールの差は慣れの問題なので、このまま弾いていればサクサク弾けるだろう。

ミディアムに慣れているので、もっと違和感があるかなと思ったが、それ程でも無かった…それより構造上の問題で持ったときのバランスが悪いのが気になる。

一応プリアンプ内蔵なので、エフェクターボードを持ち歩かなくてもマルチ・ストンプZoom MS-60B一個で間に合うし、最終的に音の問題の壁にブチ当っても、オリジナル企画のMB-3と違ってピックアップの交換も出来るし、ネット検索でも殆ど引っかからないので、謎のベースという利点もある。

弦を交換、ストラップを取り付け、微調整を行なった。　　

 

経年劣化が激しいのでリペアが必要だけど、とりあえずスペアベースとしては合格。

 

 

 

これでMB-3の音の問題にジックリ取りかかれるのだ。