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仏像を彫りたい [日々のあれこれ]

仏像仲間募集[ぴかぴか(新しい)]


最近通勤の行き帰りに仏像関係の本を読んでいる。

以前古本屋さんに通って集めていたカラーブックスの仏像関係のを読むことが多い。

日々楽々と更新している当ブログ記事も、モノが仏像となると構えてしまってナカナカ難しい。

本格的に書こうとしても、既にネットの中に化け物の様に仏像に詳しい人達が山のように沢山いる。

だから、俺なんかは圧倒的に知識と経験値で敵わない。

ただ、そういう仏像に対してガチガチに身構えてしまうのは、最近、我が阿修羅フアンクラブの会長みうらじゅんさんといとうせいこうさんの「新TV見仏記」を見るようになってから考えが変わった。
 
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幾らニワカ知識を並べても、本物の仏像には敵わないので肩肘張らずに楽しめばよいって思うようになった…どうしてもマニアックな世界というか、拘りや思い入れの強いモノに対しては冷静になれないが、我々素人は「凄いねぇ~」「ええねぇ~」で良いんだと思う。

俺もみうらさんといとうさんの様な、一緒に仏像を語れる「仏友」が欲しいね…俺よりも仏像に詳しい人が良いね。


しかし…俺のこの仏像好きは、このまま突き進めば最終的には自分で仏像を彫る所まで行き着くと思う。

確か小学生の図工の時間に、彫刻刀を使って板に何か彫る課題があり、俺は金剛力士像を彫った…凄く楽しかった。

薄い板で立体感を出すのは子供には難しかったが、彫刻に凄く興味が湧いた。

そして図工の時間は四角い蝋の塊を彫刻刀で彫る課題になった…俺は同級生で仲の良かった猿にソックリの顔のM君の顔を彫った…M君はノーメイクで猿の惑星に出られるほどの猿顔だった。

完成が近づいた頃教師がやってきて、俺の作品を見るや「真面目にやれ!」と教室中に響き渡る大声で喚きだした。

「これじゃ人間の顔じゃなくて猿じゃないか!」と大声で吠え「一体誰を彫っているんだ?」と聞いてきたので「M君です」と答えると絶句して足早に去っていった…謝罪は一切無かった。
 
その時の俺の渾身の作品は鬼気迫る程M君にソックリだったが、俺の彫刻への情熱はこの時完全に消え、以後彫刻と聞けば馬鹿教師の醜い面が頭に浮かぶ程強烈に心に焼き付いて消えなかった。

しかし年月が過ぎ去り…最近彫刻をやりたいなと思うようになってきた…それまで俺にとっての彫刻刀は、シングルピックアップのギターにハムバッカーを取り付けるための穴開けでしかなかった。

仏像彫刻をネットで検索すると、沢山の人がやっていて教則本も出ている。
 
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教室なんかもある…そういう所に行けば仏像仲間と知り合えるかも。 
 
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とりあえず書きかけて中断している、去年の秋に偶然から始まった円空仏の記事を再開しようと思う。

いずれにせよ仏像の良さを広めるため、仏像関係の記事を増やすのだ。