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トゥルー・バイパス・ルーパー [ベースの話題]

音比較[るんるん]


パソコンなどを長く使っていると、最初はサクサクに動くが、次第に持ち主のクセが出て来て動作が重くなってくる。

今のパソコンは元々のスペックが高性能なので、少々クセが付いてもパワーでグイグイ持って行くが、昔の非力なパソコンではOSを初期化すると別物の様に生まれ変わった。

ただ日々使っていると、微妙なクセの積み重ねは感じない。

それと同じなのが、エフェクターの設定。

試行錯誤しながら仕上げていって、暫く使わないでいると「あれ?」って、思っていた方向で無いときがある。

俺なんかも忙しいバンドなどをやっているときは、振り返る時間が無くて結構特殊な域まで行ってしまっている時もあった…何から何まで特殊な域に突き刺さっていた。

しかし、真理というかセオリーというのがあって、とりあえずその最大公約数の幅に収まっているに越したことはない。

というのも、ここ数年仕上げてきたベース用エフェクターボードが、一体どのレベルになっているのか?に疑問を感じた。

今使っているアンプヘッドにエフェクターを2つまで割り当てられるから、もしそれで間に合うのであれば手荷物が1つ増えるエフェクターボードは要らないかもと思い、とりあえず現行の状態がどの程度なのかを確認してみた。

エフェクターボードで作った音と、全バイパスの「アンプ直」の音を瞬時に切り替えれば一目瞭然で。第三のセッティングであるアンプの調整もしやすくなる。

そこで部屋に転がっていた ROCKTRONのHASH「Guitar Silencer 」をトゥルー・バイパス・ルーパーとして使ってエフェクターボード全体とバイパスを切り替えてみた。
 
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結論は、俺のエフェクターボードは必要という答えが出た…音を追求する方向性もボード内のエフェクターを一度に全部買ったわけでは無く一つ一つ増やしたのにブレていなかったので安心した。

これで当分迷わずに済むのだ。