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超常現象番組 [日々のあれこれ]

マンネリ[バッド(下向き矢印)]


ネットのニュースで見たんだけど、最近増えたオカルト系の番組のネタがマンネリらしい。

脱却するには新たなスタンスが必要?という論説がある。

パソコンとアプリの進化で、誰にでもハイレベルなフェイク画像が作れるようになり、それらがネットに溢れている。
 
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わざわざ長いCMを見ながらテレビの前に拘束されなくても、オリジナル画像がネットに既にある…今やテレビはネットにある動画を放送していて、ネタ切れ以前にテレビの質の劣化が激しい。

馬鹿なオカルト研究家達は、この現象が自分たちの首を絞めている事に気づかず、ゴールデンタイムにテレビに出ていることに嬉々としている。

ある頃から稲川淳二さんの怪談が怖くなくなった…その理由は真偽はともかくリアルな霊の話から、牧歌的な怖い話に切り替えたのが原因だと思う。

また、霊能力者が「貴方の肩に幽霊が見えます」という話を誰も信じなくなって廃れてしまったのか、見かけなくなった。


そうなってくると、本当に経験したリアルな体験が貴重になってくる。

テレビと同じで嘘という人も居るだろうが、本当に見てしまったモノはしょうがない。

ただ、フェイクの方の質が格段に上がった為、大げさに脚色しない「リアルな体験談」が逆に怖くなくなっている側面もある。

テレビは皆が観たいモノを作るので、フェイクだろうがナンデモアリなんだろうけど、リアルな体験は無着色なので淡々とした情報の羅列でしかなく、刺激的なフェイク映像には敵わない。

つまり本当なら最も怖いはずの「実体験」はテレビ向きでは無いと思う。


これからの超常現象番組は何処に向かうんだろうか?

俺は事の真偽はさておき、矢追さんの様に現場まで出向いてレポートする真摯なスタンスを見せるしか無いと思う。

YOUTUBEから持ってきたフェイク動画を流すだけの山●敏太郎氏の様な「汗をかかない」情報ばかりでは、業界全体が滅ぶと思う。

この俺ですら。最近の超常現象番組は見なくなった。

皆、刺激に麻痺しているのだ。