年末の風景 [日記]
呑みすぎに注意
昨日のアキバは、一日中人でごった返していた。
秋葉原の裏道は酔っぱらいが吐いた汚物で凄いことになっている。
深夜、窓越しに下の道路を見下ろしてみると、タクシーが止まって乗っている客を降ろそうとしていた。
若い大学生風の身なりの男女2人ずつの4人組なんだけど、1人の女性が酔って酩酊しているので、タクシーが一度乗ろうとした4人組の乗車を断ったみたいに見えた。
他の3人は至って普通の素振りなんだけど、1人の女性は完全にダウンしていて、最後は車から引きずり下ろす格好で外に出していた。
途方に暮れた彼らは、女性を介抱するんだけど、当たり前だけど、そんなに簡単に酒が抜けるはずがない。
そんなになるまで呑まなきゃ良いんだけど、まあええがな。
年末なのに大変やけど、そういう事もある。
そういう呑みすぎた若者を見て、俺も若い頃には核爆発の様な呑み会をやっていたなぁ~と思い出した。
俺たちが主催する呑み会は、皆バンドに金つぎ込むからとにかく貧乏な奴等ばかりで、如何に安く酒が呑めるかに特化していたので何も喰わずにメチャ呑みするから、結果メチャクチャになってしまって、当時は渋谷で呑む事が多かったけど、あそこの安い居酒屋の殆どが出入り禁止だった。
店を汚して怒り狂った店員から有り金巻き上げられて、電車賃もなくて明治通りを歩いて板橋区の大山まで帰った。
当時の俺は店の酒全部持ってこい!って感じだったけど、そんな俺でも記憶が飛んだ厳しいのが何度かあった。
気がつけば真夜中で、何故か笹塚辺りの環七の中央分離帯の植え込みの中にいた事もあった…目の前をブンブン車が走っていたから、今考えればよく生きていたと思う。
俺も最近は不必要に酒は呑まない様にしている。
呑みすぎに注意なのだ。
2016-12-29 23:05