神様の刀はねこの刀 [日記]
春日大社
奈良の春日大社で20年に一度社殿を修復する式年造替の最後の儀式が行なわれた。
768年の創建以来1200年にわたって、20年に一度行われてきて、今回で60回目を迎えた。
社殿の修復だけでなく、ご神宝である黄金の太刀、国宝「金地螺鈿毛抜形太刀」の復元が行なわれ、その3年間のドキュメント番組「春日大社 よみがえる黄金の太刀~平安の名宝に秘められた技~」を見て驚いた。
国宝中の国宝の復元に、日本各地から人間国宝級の職人が集結した。
現代の名人達が平安の名宝に秘められた高度な技と向き合い、格闘した。
金地螺鈿毛抜形太刀を最新科学で分析した結果、ほぼ純金に近い金が使われた豪華な刀だった。
鞘に施された装飾はネコさん。
これは奉納した藤原頼長がねこが大好きだったから。
しかし、日本の国宝の最高峰がねこさんの刀だとは知らなかった。
人間国宝の職人さんが、見事に可愛いねこの刀を復元した…きっと神様も大喜びだと思う。
春日大社は、俺の大好きな奈良公園にあり、最近では水晶の勾玉で作った念珠「玉かずら」を購入するために何度も訪れていた。
今回の春日大社第六十次式年造替記念で作られた、マスコット「すがちゃん」は、境内の公式記念品特設売場などで購入することができる。
俺もすがちゃんを買いに春日大社に行きたいのだ。
2016-12-26 23:11