不思議な喧嘩 [日記]
喧嘩に遭遇
アキバは凄まじい数の人でごった返している。
クリスマス関係で、若いカップルやお父さんサンタが子供のプレゼントを買う為に、ヨドバシ・アキバのレジなんて凄いことになっていた。
では街中がリア充のなか?といえば、そうでもない。
高校生位の男女2人ずつの凄まじい喧嘩を見た。
最初は遠方からギャーギャー喚く女の声が近づいてきた。
一体なんだ?と声のする方を見ると、歩道で金髪の女が小太りの男に蹴られて倒れたのが見えた…恐らく仲間同士の喧嘩だと思った。
痩せた女が倒れた金髪を庇いながら大声で喚いている…遠くから聞こえていた女の声は全て痩せ女の声だった。
全員酔っている訳では無さそうだが、キンキン喚く女の言うことは支離滅裂だった。
何だコレは?と思っていると、倒れていた金髪が自分を蹴った小太りに体当たりをした。
すると、いとも簡単に小太りはコテンと倒れて起き上がれない…今度はそれまで傍観していたノッポの男が小太りを庇った。
倒された小太りが起き上がって金髪につかみかかろうとすると、ノッポが羽交い締めをして静止した。
不自然なのは、痩せ女の意味不明な金切り声以外誰も声を発していない事で、3人は黙々と戦っている。
もう終わりか?と思った頃、いきなり金髪が油断している小太りにパンチを見舞った…まるで女子プロレスラーの様な凄いパンチだった。
金髪の背後で再び痩せ女の金切り声が再開し…女性陣が圧倒していた。
もう「おしとやか」なんて言葉は死語というか、皇室とかだけの遺物なのだ。
2016-12-23 23:11