UFO情報の歴史 [アナログメディアのデジタル化計画]
今と昔の比較
最近VHSビデオテープをPCに取込んでいるので、膨大な量になってもファイル名さえしっかり書き込めば簡単に見たいファイルにアクセスできる…これがビデオテープだと幾つもの段ボール箱のどれに見たいテープが入っているのかさえ判らない。
最近テレビ東京で「世界の衝撃ストーリー」という特番を見た。
番組開始直後の「つかみ」は怪しいCGみたいなのが多く、さすがテレ東と思ってみていると、中盤から思いがけない本格的な展開になって驚いた。
巨人 すげぇ~!
UFOを追いかける戦闘機 すげぇ~!
世界のUFO事件で有名なのは「ロズウエル事件」を筆頭に多々あるが、ロズウエルに匹敵するのに「レンデルシャムの森事件」がある。
この事件は1980年12月27日にイギリスのウッドストック空軍基地近くのレンデルシャムの森で、米軍警備兵がUFOを目撃した事から始まる。
番組によって呼び名が違う どっちやねん!
ニューズ・オブ・ザ・ワールド紙が「基地司令官がETと会見した」と一面で報じたイギリスでは最も有名なUFO目撃事件。
日本に最初にこの事件を詳しく紹介したのは、現地に赴いて取材した矢追純一さんだと思う。
「木曜スペシャル」では、事件の背景などは細かく紹介していたが、登場人物は現れなかった…影になって見えないインタビューのテープを見せてもらえるのが精一杯だった。
番組後半で矢追さんが軍基地にまで取材に出かけ、ホルト中佐を捜す。
ホルト氏は矢追さんの目の前にいるが、矢追さんはホルト氏の顔を知らないので「居ない」と嘘をつかれているんだけど判らない。
矢追さんの取材時にカメラに写っていた現役兵士時のホルト氏
その後並木伸一郎さん系のTBSの「UFO最後の真実」という番組でこの事件が紹介され、登場人物達が登場してホルト氏の顔も判明した。
その後も、時々この事件はテレビ番組で取り上げられていたが、どれもUFO否定番組でUFOは近くにある灯台の光の見誤りというあり得ない結論のモノばかりで、オウム事件後の自粛ムードでUFOを初めとするオカルトモノは過去のモノに葬り去られていた。
しかし、今回のテレ東の特番で久しぶりにレンデルシャムの森事件が取り上げられ、UFOは瞬きをする目みたいなのがあったという新しい情報もあった…そんな事、以前は一言も言っていなかったのに。
そういう変化も、今回のVHSテープデジタル化計画以降は楽々と比較出来るようになった。
最初に矢追さんが紹介したとき、事件のUFOはこんな感じだった。
とりあえず、過去にテレビ番組を録画したファイルと見比べてみて、登場人物達の老いた姿に年月を感じた。
最近のホルト氏
ペニストンさんが一番変わったと思う。
番組では他にも「ディアトロフ峠事件」など有名な怪事件を扱っていて、凄く濃い優良番組だった。
改めてUFOに興味が湧いたのだ。
2016-12-11 23:02