バラード

作るのは難しい

今某有名J-popバンドのバラードをベースでコピーしている。

このバラードというのは、過去の偉人達によってどんなパターンもほぼやり尽くされている。

どのパターンも最初は革命的なアイデアだったが、様々なバンドに流用され、今や目新しいパターンは存在しない。

そんな使い古された「よくあるパターン」をそれぞれのバンドの作曲者達はどう組み立ててつなぎ合わせるのか？に凄く興味があって、コピーを楽しんでいる。

今取り組んでいる曲は、使い古しのパターンにアクセントを付けてユニゾンで揃える「決めの部分」を細かく追加する程度で、残りはバラードで最も重要なボーカルが力を入れているだけで、最近の曲なのでオンコードを多用したりして頑張ってはいるけど、特に目新しい何かは無かった。

ただボーカルの力量で聴かせるに充分な説得力を持たせていた。

つまりバラードは、曲のパターンはアリキタリでも歌が良ければ最後まで持って行けるんだなと思った。

 

 

 

俺も曲を作るが、バラードが一番難しい。

なるべくアリキタリで無いパターンを組み合わせようとするんだけど、奇をてらうとバラードにならない。

俺の場合は曲中の楽器演奏の比重を大きくする事でアリキタリからの脱却を計ろうとする傾向があったと思う。

色んなパターンのバラードを作ったけど、主にHR/HM系のジャンルだったので曲数は少ない。

今俺が新しくバラードを作るとすれば、どんな感じの曲になるだろうか？

作詞家とタッグが組めれば面白い曲が出来そうかも。

ロックバラードって、アリキタリでないのを作るのは難しいのだ。