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途中経過 [アナログメディアのデジタル化計画]

VHSビデオテープデジタル化


連日録画専用PCとビデオデッキを回し続けている。

今行なっているのはF1GP関係。

何からやろうかな?なんて考えていると、いつまで経っても始まらないので押し入れの一番手前にあった段ボールから始めている。

画面に張りついて常時見ているわけでは無いが、それでも録画した当時を思い出す。

そしてF1GPに関しては、「俺はアイルトン・セナが見たかっただけだったんだ」と気がついた。

レース観戦は大好きだけど、特にF1に関してセナの走り以外のモノに、他のレース…例えばインディー500やルマン24とかとF1で、関心の差は無い。

単なるレーシングドライバーという領域をセナだけが突き抜けていた。
 
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今の中国がそうなのかも知れないが、当時の日本はバブル全盛期で多量の資金がF1にも流れ込んでいた。

当時の日本は自信に溢れ、狂乱と活気に満ち溢れていた…世界一だったと思う。

そんな、不夜城で踊り狂う様な、二度と来ない夢の時代に、降臨した貴公子がセナだったんだと思う。
 
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そこに古舘伊知郎がやってきて、良くも悪くも爆発的な化学反応が起きた…凄かった。
 
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沈滞というか、一握りの貴族と大多数の奴隷という図式が完全に出来上がった今の時代には、あそこまでのカリスマが登場する環境は存在しない。

日本におけるF1人気はセナの死とバブルの崩壊によって終わった…終わったのでは無く、日本におけるセナ人気が奇跡だった。

セナと時間を共有した…そんな希有な時期の貴重なレースをブログで紹介するのも面白そうだなと思った。

ただ、膨大な量になるので、出来る範囲でコツコツとデータを集めるのだ。