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平等院 [寺社・城・仏像・ミュージアム]

鳳凰堂[カメラ]


2016年の仏像探訪は、東寺に続く京都シリーズの第二弾は宇治にある平等院に行ってきた。

十円玉の表に鳳凰堂、一万円の裏には鳳凰だから、恐らく日本で一番有名な寺だと思う。

2014年まで修理工事で鳳凰堂内部の観覧は出来なくなっていたので探訪候補から外していたが、必ず行ってみたい寺だった。



奈良から電車で行くには乗り換えたりで良く判らないので、車で行くことにした。
 
カーナビをセットして出発、午前8時には西大寺近くを走行。
 
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この辺りは交通案内標識の行き先が凄すぎる。
 
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平日なので通勤渋滞に巻き込まれる。
 
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平城宮の朱雀門。
 
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24号線を京都方面に走る…恐らく奈良に住んでいた時以来だと思うので、この道を30年ぶりに走った。
 
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木津…何も変わっていない眺めに、余りにも懐かしいのでパチリ。
 
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木津川、大阪府に入ると淀川という名前に変わる、逆に上流は琵琶湖で滋賀県内では瀬田川という名前。
 
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この辺りはバイクツーリングでよく走った…懐かしい眺め。
 
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宇治に入り、ナビの言う通りに進むとあっと言う間に目的地に到着。
 
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パーキングに車を入れるが、早い時間なのでガラガラだった。
 
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静まりかえった民家の間の狭い路地を進む…本当にこの道で合っているのか?
 
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抹茶の本場の宇治には、抹茶コロッケがあるらしい…。 
 
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平等院の前に到着。
 
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まだ土産物屋も閉まっていたけど、既に観光客は押し寄せていた。
 
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奈良公園とは客層が違って、大半が日本人で白人がチラホラ、奈良公園では完全なマジョリティーだった中国語は聞こえてこなかった。

入館料を払って中に入った。
 
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立派な庭は浄土式庭園という名前で、史跡・名勝に指定されている。
 
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こじんまりした手水場。
 
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別料金で鳳凰堂に入れるんだけど、人数制限があって整理券が発行されているので、見物するより先にチケットを買うと1時間待ちで、待ち時間の間にノンビリ平等院を一周した。
 
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池の前に佇む鳳凰堂が飛び込んできた…思わず「うわぁ~」と声が漏れる!
 
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新しく塗り替えられたので、見違えるほど綺麗になった平等院…新築のようだ。
 
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鳳凰もピカピカ。
 
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本尊の阿弥陀如来もよく見えた。
 
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なるべく写真に人が写らないようにしているが、撮影ポイントはにわかカメラマンでごった返していて、良い場所はかなりの競争率。
 
真夏日に、日光を遮るものが無い炎天下での撮影は、かなりタフだった。 
 

平等院鳳翔館に入る。
 
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蒸し暑い真夏日だったので、エアコンが効いていて助かった。

もちろん館内写真撮影禁止なので、写真は撮れなかったが主目的だった木造雲中供養菩薩像達を間近に見ることが出来た。
 
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パンフレットより
 
 

52体のうち半数の26体が鳳翔館にあり、残りは鳳凰堂にある。
 
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パンフレットより
 
 

俺は奈良県で育ったので、平等院へは修学旅行とかの大げさなのでなく、普通の遠足で来ているはずなんだけど、余り記憶に無い。

ただ、雲中供養菩薩像だけは、当時の薄暗い鳳凰堂の壁にあったのを見た記憶がある。

鳳翔館に陳列された26体の雲中供養菩薩像は、「会いたかった!」という俺の期待を遙かに上回っていた。

ピカピカな鳳凰に交換する前に、鳳凰堂の屋根に立っていた古い鳳凰も貫禄があって良かった。

後半、小学校の遠足の団体に引っかかったが、売店で雲中供養菩薩像の写真集があったので買った。
 
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平等院は拝観者が何を求めているか良く判っている。
 
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鳳凰堂拝観の待ち時間を最大限有効活用するため、旧南門から浄土院や源頼政の墓、最勝院を周ると丁度待ち合わせ時間になった。
 
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鳳凰堂に入る整理券を持った数十人が集まると、ガイドさんを先頭に池の橋を渡った。

靴を脱いで鳳凰堂内へ。

仏師定朝作の見事な木造阿弥陀如来坐像を見上げる。
 
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パンフレットより 
 
 
 
木造阿弥陀如来坐像の後ろでは雲中供養菩薩像達も舞っていた。
 
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パンフレットより
 
 
 
 
堂内には壁の壁画などを修復している人が熱心に作業をしておられた。

大満足で平等院を出て駐車場に戻ると、結構な台数の車が駐車していた。 
 
 
車に戻り、奈良に戻る。
 
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平等院は凄かった…京都の寺の素晴らしさを再認識したのだ。