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阪神 - ヤクルト 16.09/27 [阪神タイガース]

神4ーヤ3[野球]
 
 
Bクラスチーム同士の消化試合で、高山が1998年の坪井が持っていた球団の新人最多安打記録となる135本に並んだ。
 
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今年の阪神はエラーが目立つ。

若手を積極的に起用する際に、金本監督が積極的なミスは大目に見ると宣言した。

だから経験の浅い若手は練習を積むとして、名手と呼ばれた鳥谷などのミスが目立つ。

年齢から来る劣化だとすれば、去年までは普通に素晴らしい動きだったので急激に衰えた。

衰えたのでは無く、何処かに故障があるのを隠しているのかも…いずれにせよ今年は守備のエラーが多すぎる。

問題は、このことをどう考えるかだと思う。

振り返れば、今年は開幕から「若手お試し」の年で、順位などは捨てていた…我々ファンも最初は戸惑ったものの、途中から順位は諦め、若手の成長を見守った。

問題はその「成長」で、何処を成長させるのか?が問われる。

野球は攻撃野球と守備の野球に大別出来ると思うが、これまでの阪神は1985年日本一の時の例外はあるが、基本的には投手力を武器とする守りの野球だった。

カラクリ(東京ドーム)と真逆で、広い甲子園に浜風という自然を生かし、ラッキーゾーンを外してホームランを捨て、グラウンドの土も軟らかくして盗塁も走りにくくしている…例外は赤星さんが全盛期の頃は、グラウンドの土を走りやすいように固めていた。

つまり阪神は甲子園に合わせたチーム作りをしてきた。

しかし、金本監督はあえて甲子園に適さないチーム作りをしている様に見える。

守備を捨ててひたすらバットを振り回す超攻撃野球…ボクシングに例えるなら、ガードを捨ててひたすらパンチを振り回す戦法だ。

それならラッキーゾーンを復活させるべきなのだ。