武田神社

甲府探索

今年の秋はアクティブに旅行する計画なので、早速山梨県の甲府に行ってきた。

特に目的はなく、行き先に特に理由はなかったので「とりあえず『ほうとう』を食べよう」をテーマに、旅行仲間のKさんと出かけた。

 

 

3連休の間中、東京は台風接近の影響なのか、小雨がぱらついて気温は低いが、湿度が計測器を振り切る程凄い状態が続いている。

 

 

 

 

天気が心配だったので前日にKさんに電話すると、少々の雨では決行するとのことで、気が進まないが誰かに強引に引っ張って貰わないと何処にも行く気が起きない。

翌日夜勤明けでハッキリしない空模様の秋葉原から待ち合わせの新宿に向かった。

 

 

 

あずさ７号に乗った…えらい座席が狭くて、長距離バスの方がゆったりしていると思った。

 

  

 

 

駅で買ったK陽軒の弁当を食べた…。

 

 

 

 

980円の弁当は冷たく冷めていて炒飯もシュウマイも石のように硬かった…俺の頑強な胃だからなんとか消化出来たんだと思うが、普通の人間は喰えないと思う。

味もシュウマイに付けたカラシと醤油の味しかしなかった…コンビニの炒飯おにぎりの方が数百倍美味しかったと思う。

横浜の中華モノには何度も酷い目に遭っているので、もう2度と買わない！

 

車窓からの眺めは山ばかりで特にコレというのは無く、時々ブドウ畑が見えたので山梨なんだなと思った。

 

 

 

Kさんとワイワイ話していると、あっと言う間に甲府に到着。

東京同様、湿度100%のドンヨリした天気だった。

数人の観光客が撮影する武田信玄の像をとりあえず撮影。

 

 

 

 

舞鶴城公園へ。

 

 

 

石垣の上にある稲荷櫓に入ってみた。

 

 

 

 

中にはピカピカの金のシャチホコの瓦があった。

 

 

 

 

他にも色々陳列されていた。

 

 

 

 

 

ライトも雰囲気が出ていた。

 

 

 

 

立派なジオラマを鑑賞。

 

 

 

 

 

石垣の上に登ってみる。

 

 

 

石の階段を上り石垣の上に到着…眺めは、甲府盆地の大パノラマだった。

 

 

 

 

以前甲府に住んでいたKさんが武田神社に行こうというので、他に特に行きたい場所も無いので行くことになった。

 

 

 

先にほうとうを食べようか？と思ったが、石のように硬い崎●軒の弁当が胃の中で全く消化されないので、お腹が減らない。

再び甲府駅に戻り、徒歩で武田神社に向かった。

 

 

 

緩やかな上りの道を延々２km程歩いて到着。

 

 

 

秋の気候だと丁度良い散歩って感じなんだろうけど、湿度が凄くて汗が乾かず身体にまとわりついて体力の消耗が凄かった。

 

 

 

 

橋の下には沢山の鯉が泳いでいた。 

 

  

 

武田神社は、大きな鳥居と狛犬があって立派だった。

 

 

 

 

有名な風林火山の旗が勇ましく並んでいた。

 

 

 

 

さざれ石というのを始めて見た。

 

 

 

名水「姫の井戸」は美味しかったが、柄杓があるだけでどうやって飲むのか難しかった…とりあえず柄杓で飲んだ。

 

 

武田水琴窟というのがあって、竹の筒に耳を澄ますと水滴が落ちる音が聞こえた。

能を舞う舞台みたいなのがあった…立派だった。

 

 

 

帰りは歩くのが大変なのでバスに乗って甲府駅まで戻る…バスに乗った途端に大雨になった。

 

 

 

そして今回の旅の最大の目的であるほうとうを食べに行く。

小作という有名な店の前に到着すると、既に店の外まで行列が出来ていた。

 

 

 

 

店内には「鳥もつ煮ドロップス」という不思議なモノが売られていたが…欲しいと思わなかった。

 

 

 

 

30分ほど待って店内に入り、名物のかぼちゃのホウトウを食べた…以前甲府でほうとうを食べた時は「カレーほうとう」というのを食べたので、今回はオーソドックスな基本型を食べることにした。

 

 

 

濃い味噌汁に分厚い麺とかぼちゃと山菜、ゴボウなどが入っていた。

 

 

 

 

 

 

汗でビショビショになって歩き回ったので、よく冷えた生ビールがうまかった。

 

 

帰りは駅が観光客でごった返していて、指定席は売り切れで駅のホームは東京に帰る観光客が溢れていた。

普通や快速などの便は無く、ただ２０分おきに特急が走るだけ。

とりあえず2本やりすごし、臨時便の特急「かいじ」号に乗った。

 

 

 

 

駅の案内が不親切で自由席が何号車か判らず、指定席のチケットの無い旅行者達が右往左往していた。

我々もホームにある自由席の位置で待っていたが、実際に乗り込むと全く違っていて、慌てて自由席に移動した。

なんとか自由席に座れたが、あっと言う間に満席状態になり、以後は停車する駅から次々と観光客が乗り込んできて通路まで満員になった。

 

俺たちの乗ったかいじ号は、古くて珍しいのか、通過する駅のホームにカメラを持った鉄道マニアが撮影していた。

 

 

 

 

俺は新宿まで行くKさんと別れて、立川でかいじ号を降りた。

 

 

 

 

西武戦で所沢経由で帰っても良かったが、何度も乗り換えるのが億劫なので、武蔵小金井からバスに乗って帰った。

 

今回の小旅行は余りアレコレ回らず、さっさとホウトウを食べて戻って良かった…というのも、湿度が凄すぎて想像以上に体力を奪われた。

今回の予定は8月頃に決めたので、まさか9月の半ばを過ぎて湿度が100%とは予想できなかった。

これに懲りず、今年の秋はアクティブに旅行するのだ。