ヤクルト - 阪神 16.09/10・11

1勝1敗

広島がリーグ優勝を決めた。

2位の巨人相手に、2点リードをひっくり返して、敵地カラクリ（東京ドーム）で勝った…文句無しの勝利だった。

 

 

 

 

まさに今年のチャンピオンチームに相応しい戦い方だった。

広島の主力選手達は皆若いので、この強さは当分続くだろうね、おめでとう！

このままCSを勝ち上がって、日本一になって欲しい！

しかし久しぶりの優勝という事もあるんだろうけど、広島ファンは日本一熱心かもね…。

 

 

 

歓喜の広島ファンが沸き返る東京で、阪神は9-1で負けていた…寂しかった。

 

 

異例の2度の円陣で2度目には金本監督自身が檄を飛ばしたが、ダメだった。

恐らく、ここが奈落の中の底なんだと思う…これ以上下がる事は無いと思う、そう思いたい。

そして、多量の二日酔いのカープファンが漂う東京の街で、ヤクルトとの2戦目に鳥谷が活躍して連敗を止め、金本監督が「やりたい野球が出来た」とコメント…それでも底が見えたなら嬉しい。

しかし、プロ野球は高校野球とは違って来年も再来年もある。

だから、チームを育てる為には長いスパンでビジョンを描く必要がある。

ここに来て驚くのは、阪神ファンの忍耐…皆今年は育成と腹を決めている。

 

 

 

ファンの楽しみは選手達の個人成績。

 

 

 

高山がんばれ！

 

 

 

福留が史上185人目となる通算1500試合出場を果たした、おめでとう！

 

 

 

 

何度も書くが、もし今年福留が阪神にいなかったらと思うとゾッとする…有り難う！福留！

 

 

そして、今年我慢すればするほど、来期への期待がふくらむ。

目下最大の問題は、今年1年で2軍選手も若手も積極的に起用した結果、使えない選手達の整理だと思う。

何処まで使えない中堅選手を切ってFAトレードで補強出来るか？星野さんの時の様な思いきった大粛清が金本監督に出来るか？が…ある意味セ・パ交流戦辺りから漂った「今年は育成」の流れの総決算になると思う。

いずれにせよ、ここまで超変革を1年通して「頑な」にやり通してきたんだから、順位や勝敗を無視して掛布監督が鍛えた2軍にいる選手達を使い切って欲しい。

とにかく、今年はもう何も無くて良いので、全部来期に向けた発想で秋季キャンプへ突き進んで欲しい。

残り試合を有効に、やることをやりきって欲しいのだ。