広島 - 阪神 16.08/09~11 [阪神タイガース]
1勝2敗
巨人との壮絶な戦いをした広島は明らかに弱っていた。
阪神は、初戦こそ岩貞と島本が大炎上して10対3で大敗したが…
2戦目は能見が好投、その後を安藤~高橋~マテオと繋いで、最後に球児が3四球を連発したもののなんとか抑えきった。
1勝1敗で迎えた3戦目、快進撃を続けてきた広島に勝ち越せば明らかにセ・リーグの流れが変わるという節目の試合だった。
阪神は広島先発の九里を責め立て6回の時点で3-1でリード!
投球数も理想的な藤浪は、そのまま完封ペースだった。
しかし7回裏、まさかの守備の乱れ…藤浪とゴメスの暴投の瞬間に負けが決まった。
弱っていたカープ打線が生き返った!
ひょっとすると、今年のペナントを決定付けるエラーだったになる可能性がある…そこまで大きなエラーだった。
カープはタイムリー無しで楽々逆転…金本監督も「勝たせてあげたようなものですよ」と悔しいコメント。
という事で、最後のチャンスも阪神の自滅であっけなく終わってしまったので、そろそろ来期を考えて色々整理して行く段階に来たと思う。
ゴメスも残り試合が今の様であれば、今年限りの契約で良いと思う…全然助っ人になっていないし、来期まで待っても伸びしろは無さそうだし何かが激変する兆候は感じない。
金本野球は新人に限りなく甘いが中堅に厳しいので、俊介や上本とか使わないのであれば、他の球団に出してやれば良いと思う。
問題は、中堅選手達の出番を削ってまで起用している割には、磨いて光る原石が多いようには見えない…。
これまではチームの指針がブレない様に成績に関係なく突き進むべきだったが、そろそろ結果を決断すべき時期に来ていると思う…ってか、モータースポーツの世界は既に来期のラインナップが決まっている。
今回の広島戦での両チームの差はエラーの差だったが、それにしても惜しい試合を逃したのだ。
2016-08-11 23:17