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ヤクルト - 阪神 16.07/12・13 [阪神タイガース]

2勝[野球]


最下位の阪神と5位ヤクルトとの5位争いは、阪神に軍配が上がり、連敗したヤクルトは最下位に落ちた…去年優勝したのに。

確かに最下位争いをするほど両チーム共グダグダだった…うちなんか、絶好調の広島に3タコ喰らった直後だったので、ヤクルトの調子の悪さが手に取るように判った。


初戦はここ4戦で3勝1分の不敗神話が続いている縁起の良い長野。

年に一度の長野遠征なので、球場には大勢の阪神ファンが詰めかけた。
 
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先発メッセンジャーが7回1失点の好投で今季8勝目をゲット、8回から高橋~マテオと繋ぎ、最後の9回はドリスが見事な3者3振で抑えた。

春頃は大炎上していたが、ここに来てドリスの成長が著しい!
 
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まだ時々ヒヤッとする様な当たりをされる時があるが、157kmの球速は魅力。

抑えはドリスとマテオの併用で良いと思う。


問題の打線の方は1点リードされていた8回、1アウト、ランナー1・2塁で代打で原口が登場し、見事なセンター前タイムリーで逆転!

高山もレフト前タイムリーで続き、久しぶりに打線が繋がり1ヶ月ぶりの3得点で逆転に成功した。
 
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相手が半病人みたいなヤクルトだったけど、久しぶりにマトモな野球を見たというか、こんな逆転勝ちは何年ぶりか?というような会心の勝利だった。

長野といえば信州蕎麦なんだけど、メッセンジャーはブレずに豚骨醤油を満喫…開幕投手だし、結局はメッセンジャーが阪神のエースだと痛感した。
 
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2戦目は、猛暑の中詰めかけた阪神ファンに占領された神宮に戻って、館山と岩崎の投げ合いで始まった。
 
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金本監督が早めに動いた投手継投が裏目に出て同点にされ、ピンチを江越の超ファインプレーで切り抜け、試合は延長戦に。

最後は11回、2アウト、ランナー2・3塁で、5回に4号ソロHRを放っていた福留の2ベースが決勝打となり、最下位脱出に成功した!
 
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やっぱり福留は格が違う!PLの4番は伊達じゃない!
 
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今年は若手の育成と腹を決めているので、ツッコミどころでは突っ込むが、大枠では勝ち負けや順位に関係なく金本監督が思った事を思い切りやって欲しい。

ただ、監督も選手達もピヨピヨだったのが、相手が弱っていれば野球らしい野球が出来るようになってきた感がある。

ここから先は「仮定」だけど、もし若手が経験を積んで機能してくれば、その勢いと破壊力は相当あると思う。
 
だからこそ、若手選手は目の前に福留という球団の宝という手本があるので、 見習って欲しい。
 
 
延長11回、ここで一発欲しいという時に、福留程頼もしい打者はいない…そして、見事に2ベースタイムリーを放って2塁ベース上で吠えた!
 
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湿度と気温を考えると、今の時期が最も過酷だと思うが、福留はまだまだやれる!
 
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福留も、引退後も阪神に指導者として残って欲しい。 
 
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とりあえず若手選手達は福留の一挙手一投足から、学べる事は全て学んで欲しいのだ。