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2016 ル・マン24時間レース [モータースポーツ]

ポルシェ優勝[モータースポーツ]


あと2周というところまでトヨタの5号車がトップを快走していたが、突然運転する中嶋一貴が「ノーパワー」を連呼、マシンは最終ラップに入ったメインストレートでストップ、ポルシェに抜かれる。
 
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トヨタにとって、これ以上は無いという程最悪の結果だった。

俺が応援していた小林可夢偉のトヨタ6号車は2位、3位にアウディが入る、最後まで接戦が続いく波乱のレースだった。

長年ル・マン24を見ているけど…トヨタのチャンスはもう当分無いと思う。
 


トラブルの原因は、現時点ではまだハッキリしないものの、過給圧のコントロールシステムのトラブルだったらしい。

トヨタがル・マン24において優勝目前のアクシデントでポルシェに優勝攫われるのは94年、98年に続いて3回目らしいが、そんなポルシェも過去に残り数十分でリタイアという悪夢もあった。

しかし、レースにタラレバは無いので、今回はアレコレ書かないが、トヨタは良くやったと思う。
 
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正直、俺は今年は小林可夢偉が優勝すると思っていたが、耐久のルーキーが勝てるほど甘くなかった。


ル・マン24は、独特のレース。
 
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何年も積み重ねた経験と知識に、万全のマシンと「運」が無ければ勝てない。

またそういう苦難の末に勝ったとしても、日本チームが優勝すればマツダロータリーの様にヨーロッパチームが勝てるようなルールに変更される…これはオリンピックのスキーのジャンプや水泳のルールなどと同じ。

つまりヨーロッパを代表するツールド・フランスとかLe Mans24はヨーロッパの為にある。

今年のトヨタはレースを大いに盛り上げ、ポルシェの奇跡の逆転を見事に演出した…役目は果たした。

中国と韓国に次いで世界第3位の嫌日国であるドイツ人が大喜びだ!
 

黄色い猿が敵役としてレースを盛り上げるまでは良い…ただ、それ以上は絶対に許されないのだ。