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AMPEG攻略 [ベースの話題]

新しい出会い[るんるん]


梅雨の晴れ間で真夏並に暑い中、池袋に向かった。

演奏する課題曲を覚えようとするも、気ばかりが焦り、時間切れとなり曲うろ覚えの状態で出発した。

でも、ギリギリまで他のことをやっていて慌てて飛び出すとロクな事が無いね、リハーサルで使うモノは、ベースケースに入れっぱなしになっているんだけど、何処のスタジオの何番の部屋に入るのか?や、主催者の名前などを書いたメモが無い!

メモを書いたときの微かな記憶を頼りに、初めて使うスタジオに向かう。 

猛暑だったので、少しでもスタミナの消耗を押さえようと、予定を変更して東池袋駅から歩くことにする。
 
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時間ギリギリでスタジオに到着、受付でその時間にスタジオを押さえている予約者の名前を聞き、微かに思い当たる人が予約している部屋に入るとビンゴだった!
 
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やれやれ!と、ベースアンプに振り返ると、天敵のAMPEGだった…ま、池袋のスタジオはどこもAMPEGだけどね。
 
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AMPEGのSVT-3PROってヘッドだけど、俺のこのアンプに対するイメージは、恐ろしくパワーなさ過ぎで、極端に音がこもって抜けないって感じ…こいつとTRACE ELLIOTだけは似ても焼いても食えない。

少し前に、池袋にある別のスタジオにSVT-3PROがあったけど、その時も故障か?電源入ってるのか?と思うほど音が小さかった。


とりあえず最短の時間で音を作ろうと、エフェクターボードのフタを開ける。

AMPEGに付いているあらゆるツマミやボタンを押してみて判った事は…知ってたけど、基本的にボワボワ。

なんとか輪郭のハッキリした音にしようとハイ上げ・ロー下げにすると、ボリュームを変えないでも一気に音量が下がる。

ブライトスイッチも押してみたが、「ローをカットするとペショペショになる」傾向は同じで、どの方向の音作りでも「ボワ音とワンセット」でないと「ベースの音」にならない。

エフェクターのセッティングも関係していると思う…恐らくゲインが少しでも高いだけでも敏感に歪むんだと思う。

これは俺の印象だけど、AMPEGはプレべをアンプ直でロックな感じのアンプだと思うので、べードラとかを使ってオーバーEQ的にしてしまうと更にボワるんだと思う。

対策としては、俺なんかが「今の段階」で言えることは、アンプ直状態に少し味付けする程度で行けばベースとアンプ両方の良さが生かせるかも。

良くも悪くもAMPEGの音に色んな意味で「慣れる」しか無いと思った。
 
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最終的にはこんなセッティングになった 
 
 

スタジオでは、演奏した課題曲のコピー元音源と同じ女性ボーカリストさん達が時間差で次々入れ替わった。

驚いたのは、その場にいた全パートが初顔合わせでサッと演奏するセッション的な状況に慣れていた事で…そういえば、俺が本格的なバンドに所属する前の高校生の頃などは、バイトで知り合った奴とかとセッションを繰り返していたのを思い出した。

ドラムさんが元気良いので全体的な音量が上がり、AMPEGがブンブンしか鳴らないもののベースを弾いてかなり楽しめた。

ベース初心者の俺にとって、今回は「見知らぬ人達の中にポンと入って、イマイチな機材を使ってサクッと合わせる」という経験は、アレコレ自信になった。


ナントナク嬉しくなってしまって、意気投合して居酒屋に向かった。
 
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新しい仲間達と出会ったのだ。