巨人 - 阪神 16.05/27~29 [阪神タイガース]
2勝1敗
ヤクルトに2夜連続サヨナラでやられてフラフラのタイガースがカラクリ(東京ドーム)で、こちらも連敗中でフラフラの巨人と対戦した。
1戦目。
岩貞祐太という阪神の新しいエース誕生の瞬間だった!
聖地甲子園なら普通の外野フライがカラクリならスタンドへの打球を引き戻す浜風もなく普通にホームラン、しかも年俸1600万円の「巨人戦初登板」で、投げ合う相手は対阪神の防御率0・00というスーパーエースの菅野だから味方打線の援護は全く期待できない。
ほぼ全ての阪神ファンの予想に反して、4回終了時で菅野と岩貞の投球数が同じ61球と一歩も譲らない!
ゲームが後半になっても中継ぎ~抑え投手は瀕死のガタガタ状態で頼れない。
そんな絶望的な状況の中、巨人打線を126球3安打に抑えこんだ!
阪神の投手が「巨人戦初登板」で完封したのは1994年の藪さん以来で、カラクリでは岩貞が初めての快挙だった!
2戦目。
このゲームで勝てば、最低5割で交流戦に入れる大事な試合。
岩崎が、前日同期でライバルの岩貞の好投に燃え、7回弱を2失点に抑え今季初勝利!
キャンプで飛ばしすぎて2軍スタートとなったが、やっと戻ってきてくれた。
しかし…今の巨人はパンダ(高橋由伸監督)と井端(内野守備走塁コーチ)が試合に出た方が強いと思う。
前日1点しか取れなかった打線だけど、新井良太が2打点の活躍でヒーローインタビュー、原口とヘイグの一発も出て6点をもぎ取った。
しかし、7回を安藤、8回を高橋が0に抑え、9回は右肩故障で登録抹消のマテオに代ってヘロヘロの藤川が登場。
1アウト後、2連打と四球で満塁の大ピンチで、暴投などで2点差まで追い上げられた…原口とヘイグのHRが無ければ同点という論外な展開!
俺も、沈黙打線が久々に打って点差を付け、安藤と、何かといえば出番の高橋が頑張って繋いできたのに「なにしてくれてんねん!」と中継画面に突っ込んだ!
急速が前段の投手達より遅いので楽に見極められるし、球種が直球以外にカーブとフォークしかないのに加え、コントロールが悪く構えたところにいかない…これで抑えは無いと思う。
ってか、今年の阪神の弱点は抑え投手というか、抑え投手が普通に機能していたら今頃は首位を独走している。
藤川は2軍再調整で、抑えは高橋か安藤、いずれにせよ福原、ドリス、マテオ、石崎が復調しなければ夏は越せない…DeNAの調子を見るとかなり厳しい。
3戦目。
高木~マシソン~澤村は打てない。
鳥谷のソロHRのみの反撃で、ジャンパの一審・笠原にも負けた。
メッセンジャー1,000奪三振のみが見せ場だった。
メッセンジャーと藤浪の復活が今年の順位を左右する。
さて、これで交流戦に突入、阪神は楽天との対戦だが、則本を打てるか?と思うだけで憂鬱なのだ。
2016-05-29 23:00