2016 MOTO-GP 第６戦 イタリア

ロレンソ優勝

相変わらずのロッシカラーの黄色一色のムジェロ。

予選は来期ドゥカティに移籍するロレンソに変ってヤマハに入る絶好調のビニャーレスの後追いでロッシがポールを取った。

 

ロレンソの移籍でドゥカティにはドヴィツィオーゾが残りイアンノーネがビニャーレスの抜けたスズキに移籍する。

予選ではポールを取ったロッシに「ビニャーレスの後追いは八百長では？」と聞かれ「去年（のロレンソ＆マルケスの八百長問題）との違いは、去年はレース本番で起きてたってことで、今回はFP/予選ですから。」と、開き直っていて、盗っ人猛々しいとはこのことだ。

決勝では、グリッド5番手からスタートを決めたロレンソがホールショット！

ポールからスタートしたロッシはロレンソの後を追うが、マシントラブルでリタイア。

レース終盤はマルケスとロレンソの一騎打ちの壮絶なバトルとなる。

ロレンソが勝つレースは退屈なブッチギリの独走というのを覆した凄まじい戦いだった。

 

 

 

ロレンソとマルケスが入れ替わったというか、ヤマハとホンダのマシンが入れ替わった様な最後だった！

ロレンソは「これまでのキャリアの中でも、絶対に一、二を争うような素晴らしい勝利！」「本当に信じられないような勝利だったよ。Moto3では、このようなレースをたびたび見るが、MotoGPではなかなかないこと。クレイジー・バトルだった」という程熾烈なラストだった。

最後の3周はMOTO-GPの歴史に残ると思う…クリーンなバトルも良かった！

 

 

 

ロッシが早々にリタイアしてくれて良かった。

今回は予選からロッシのマシンが速かったので、マシントラブルがなければ最後まで３台でもつれたかも…そうなれば順位はさておき、またいつものプレスの前で大声で喚く様な嫌な出来事があったかも。

今のMOTO-GPの主役が誰かがハッキリした、ロレンソと、マルケスだったから生まれた歴史的バトルだった！

 

 

しかし、これだけのレースをして勝ったロレンソにブーイングするロッシファンって、サーキットで何を見ているんだ？と言いたくなる。

今のMOTO-GPは世界中にいる馬鹿なロッシファン達が台無しにしているのだ。