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阪神 - 巨人 16.04/26~28 [阪神タイガース]

2敗1分[野球]


1戦目、藤浪がいつもの独り相撲で試合を壊した。
 
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2戦目、1 - 11という一方的なレイプ。

これで岩田は梅野と共に2軍行きとなった。

赤子同然の阪神打線に、巨人の先発田口は投球数99で余裕のプロ初完投!
 

3戦目、絶対に3連敗は出来ない阪神だったが、完璧な菅野に手も足も出ず、変った澤村から2点を奪って引き分けるのが精一杯だった。

7回、満塁で狩野と良太を連続三振に切って捨てた菅野の気迫が凄かった!
 
 

金本阪神は「若手を育てる」事に専念している…コレが宿敵巨人に大敗してもブレない。

このまま育成を続ければ、今年は無理でも来年からは強くなるだろう…監督も若くてタフだから、長期政権をやってくれればタイガース初めての黄金期が来るかも知れない。

育成枠から支配下選手復帰と初の1軍昇格が同時に来て、新背番号のユニフォームさえ間に合わず2軍山田コーチのユニを来て出場した原口捕手の起用など、解説の名捕手古田さんが「私なら絶対に無理ですね!」と、「このお客さんの雰囲気にも慣れてないし、そもそもナイターの照明にも慣れてないはず」と、自分の初一軍初打席の時を思い出して「舞い上がってしまって、ボールが見えなかったですから!」と金本監督の無茶な起用に憤慨していた。

しかし、原口は見事なバッティングで応え、捕手も勤めた!
 
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物怖じしない原口も凄いが、超満員の聖地甲子園での巨人戦を、新人を試す場に変えてしまう金本監督の度胸は見上げたモノだ。
 
言い換えれば、金本監督は阪神ファンが負けても納得がいく試合というのを知っている。
 
これが大金払っている助っ人選手とベテラン選手達で負けたのでは、外野はメガホンだらけだったと思う。 

つまり、今年の阪神ファンは順位とか、目先の勝ち負けに拘るのではなく、掛布監督が上げてくる若手選手を温かく見守りながら応援するべきなんだと思う!


 
 
…ということで、巨人の強いところだけが目立った3連戦だったのだ…。