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Van Damme U.K. Arena Jr.-15LL [使用楽器・機材・部品紹介]

エフェクターの固定[あせあせ(飛び散る汗)]


小さなエフェクターボードを買って、中に色々マウントしようと試行錯誤している…こういう作業は実に楽しい。

ボードの中身は次の記事で紹介するとして、まずは製作段階でのアレコレ。


エフェクターボードの大きさに関わらず、複数のエフェクターを繋ぐ場合はパッチケーブルが重要だと思う。

俺がエフェクターボードにコンパクトエフェクター・ペダルを並べて踏んでいたのは1990年代半ばまでだったと思う…それ以降はエフェクターはラック式のに変わり、足下はフットコントローラーになった。

当時のエフェクターボードは、多量のエフェクターをマウントしていたので、パッチケーブルは全て自作だった。

ヤマハ楽器さんがPC-OCCケーブルをメーター売りしていたので、プラグを買ってハンダ付けして使っていた…無線部出身なのでハンダ付けには自身がある。

俺は昔からPC-OCCのHI-FI感が大好きで、当時はヤマハ製のPC-OCCのケーブル(プラグにスイッチが付いていて、ハンダ結線では無く圧着)のギター側が5メートルでアンプ側が7メートルを使っていて、現在使っているオーディオテクニカ製のカスタムメイドケーブルもPC-OCCとOFCのハイブリッド…俺はケーブルもひとつのエフェクターだと思っている。

今回新エフェクターボードに使ったパッチケーブルはVan Damme U.K.社の「Arena Jr.-15LL」で、特にプラグが小さく、ケーブルも細くて柔らかいので狭いボードには最適…かなりお勧め!!
 
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凄く良い!お勧め!
 


ケーブルも好みはアレコレあって、そういうのにプラシーボ云々と色々言う人も多いが、こういうのは俺自身の失敗体験から、自分が「万全」と信頼出来るモノを使うに限ると思っている。

…昔、バンドの演奏ツアー先でライブ演奏中にアンプから音が出なくなるトラブルがあった…確か、愛知県の岡崎にあるCAMホールだったと思う。

その時、1本だけ安いケーブルをラックのパッチに使っていたので、真っ先にそいつが原因だと思い、薄暗い中をライトを付けてエフェクター・ラックの裏側に回った…当時はドラムの両サイドにデカい十字架の幕を張っていたから、裏に回るのも一苦労で、ラックも自分の身長程の高さだったので、使っているパッチケーブルの数も凄まじくてトラブルの原因を探すのが大変だった。
 
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当時はステージ両サイドのアンプの前に巨大十字架をセットしていた(東京・目黒)
 
 

結果、音が出ない原因は安いケーブルでは無く、エフェクターやアンプでも無く、その時肩から担いでいるギターだった…トラブル復旧まで少し時間が掛かったんだけど、もしあの時音が出なくなるモノに心当たりが無く「ケーブル廻りは万全」と信じられるモノを使っていれば、真っ先にアンプの裏側に回って無駄な時間を使うことは無かっただろう。

そういう苦い経験から、俺はパッチケーブル1本にもガチガチの信頼性を求める様になった。
 
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ライブ前、ラック裏のパッチケーブルを確認中の俺(大阪)



エフェクターボードにペダルをマウントしていて、ボードの縁が少し高い事に気がついた。

恐らくメーカーはBOSSのジャック位置で作っていると思うんだけど、今回BOSSは1つも使わないので高さが足りず、ジャックを差し込むとペダルが斜めに浮いてしまう…その状態でスイッチを踏み込むとジャック部分が痛んでしまう。

ペダルの下に何かを敷いて高くしようと、仕事の帰りに素材を求めて清瀬駅前の西友に立ち寄った。

結果、エアコンの室外機の振動などを吸収する「防振ゴム」を使って高く出来た…安いのでお勧め!
 
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マジックテープも全然足りないので買った 
 


小さなボードなので並べるレイアウトを考えないと入らない。

職場でもメモ用紙に色々思いついたアイデアを書いている。
 
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頂き物のビスコをかじりながらエフェクターのレイアウトを考え中。ノートの画面はゲームをしているのでは無く、ドラクエの名場面シーンをキャプチャしたのを壁紙にしている…もうゲームどころじゃ無いのだ
 
 

至福の時なのだ。