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ピック変更 [ベースの話題]

効果があった[るんるん]


当「清銀ベース研」ではまず俺のメインベースであるヤマハのMB-3君本体のメンテナンスから始めて、色々と設定を進めてきた。

これまでの「ベース研」で書いた記事で実際に効果があったので報告してみる。

ピックを変えて色々と変化があった。

最初はPICKBOYのGP33R 0.6というやつで、材質はカーボングラファイト+ナイロン66で厚さ:0.6mm。

とりあえずコレを使った理由は、ギターと同じ感覚でピッキングすると手首が痛くなったので、「しなる」ピックで衝撃を逃がすことで手首に掛かる負担を削った。

しかし、太いベース弦に慣れてきたので、シリーズで最も太い1.14mmに変更した。

たかがピックなんだけど、想像以上に音が変った…ギターの場合はガッツリ歪ませたりするので、ピックを変える程度の微妙な変化は出にくいが、アンプからの出音が生音に近いベースはちょっとした違いがハッキリ出るのが楽しい。

予想以上の好結果に気をよくして、「しならないピック」に慣れてきたので、これまでギターで使っていたJIM DUNLOPのDELRIN 500 Standard/2.00を使うことにした。

JIM DUNLOPで出ていた「バチバチ」というピッキングノイズはイコライザーでカットすると気にならなくなった。

JIM DUNLOPの2ミリは極太だけど「しならない」ので、弦に当てる力を逃さないでダイレクトにピッキング出来ている感触があって弾きやすい…ピックがしなると「せっかく一生懸命ピッキングしているのに、ピックがしなるせいで弦に力が伝わらない」という感覚が起きる。

弦とピックの間で力が逃げないから、結果的に弦をハードヒットした感じになって音がデカくなる。

また今回JIM DUNLOPに変えて「しなり」以外に材質でも音が変る事もハッキリ判った。

ピックボーイのカーボンナイロンでは音はドンシャリ傾向で、JIM DUNLOPはミドルがドカンと出る感じ…だからピックの感触云々で無く、出音に好き嫌いの好みが出る程の変化だと思う。

俺は「弦を鳴らす」という意味では最大限にベース本体の能力を引き出す感じがあるので、JIM DUNLOPが気に入った。

またギターでも同じ事を感じたが、DELRIN 500は…恐らく材質の特徴なんだと思うが、ピッキングした時にパチンと弾いてくれるので「ブリブリベース」にはお勧めかも。
 
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ただ今現在柔らかいピックで弾いている人は、俺のように段階を踏んで少しずつ慣れていく事を薦める…一気に激厚ピックだと手首が痛くなると思うし、すり抜けないでガンと弦に掛かるので慣れるまでリズムも取り辛いと思う。

またベースとギターで同じピックを使うというのも「判りやすい」し、当分コレでいくつもりなのだ。