SSブログ

2016 セパンテスト [モータースポーツ]

MOTO-GP始動[モータースポーツ]


スバリ今回のテストは今年から変ったミシュランタイヤにどこまで順応出来るかだったと思う。

また今年から同じ電子制御システムになるが、これは元々ドゥカティのシステムなのでホンダとヤマハは3年位の遅れがあって絶対的に不利。

クラッチローは「もしドゥカティが開幕戦のカタールで優勝できなかったら驚きだ」と「ホンダやヤマハに勝って当たり前」な程有利だとコメントしている。


タイヤの事では、思い返せばストーナーがドゥカティでチャンピオンになった時は、トップ集団の中で1人だけブリジストンを履いての一人勝ちだった。

次の年ヤマハのエースのロッシと、ホンダのエースのペドロサがシーズン途中なのにミシュランからブリジストンに履き替えてストーナーを追ったが、ロレンソはミシュランで戦い続けた…ってかハイサイドで飛びまくっていた。
 
02.05.01.jpg
 

しかし今回のテストで横一線でミシュランになると、ロレンソがあまた1つ飛び抜けて速かった!
 

今回のテストでの驚きはドゥカティに移籍した「テストライダー」のストーナーで、いとも簡単にワークスライダーより速かった!
 
02.05.02.jpg
 
 

テスト2日目終了後、ストーナーは「復帰したい故に、強い走りをしてみせる必要は僕にはないんです」と、ホンダ時代に続いてドヴィツィオーゾにとっては厳しいコメント。

ヤマハより先にテストをしていたホンダはまさかの不調で、アグレッシブ過ぎるエンジンのセッティングに苦しんだ。

3日目の最終日、トップタイムのロレンソに追いついてきたロッシを見て、ロレンソがタイムアタックを敢行、1分59秒580を叩き出し今テスト唯一の2分の壁を破った。
 
02.05.03.jpg
 
 

2位はロッシ、3位にマルケスが入り、4位はホンダLCRのクラッチロー、5位がストーナーで…ペドロサより速いというトンデモナイ状況、因みにドゥカティの2人はイアンノーネが8位、ドヴィツィオーゾにいたっては13位というお粗末な結果だった。

ヤマハは去年の好調をそのまま維持できていて、ホンダも悪くない…ストーナーがレギュラー参戦しない限り、去年の3強+ペドロサのバトルになると予想する。

俺がジジ・ダッリーニャならどんな手を使ってでも、ドヴィツィオーゾとストーナーを入れ替えるのだ。