溜まっていた用事

マイナンバーカード

今日は溜まっていて心の何処かに引っかかっていた用件を済ませてスッキリした。

先送りにしていた用件とは、自発的にやりたいくない面倒な事で、マイナンバーとか散髪とか鬱陶しい事ばかりを一度にまとめて一気に済ませることにした。

夜勤明けで清瀬駅に到着し、真っ先に散髪に…本当は髪の毛なんて無頓着でも気にならないんだけど、こればっかりは会社員だから仕方がない。

俺は清瀬駅近くに行き着けの理髪店があって、そこの店主をマスターさんと呼んでいる。

安値で勝負の店では無いが「人情理髪店」というか「散髪純情派」って感じの店で、凄く気に入っている。

俺は幼い頃から母親に付いていってパーマ屋さんとかカットハウスで髪の毛を切っていたので、理髪店には凄く抵抗があるんだけど、もう七三に分けた髪型になってからは切ってくれれば何処でも良いって感じになった。

本当は安さで勝負の店でも良いんだけど、以前武蔵小金井にあるその手の店で凄く嫌な思いをしたので「安かろう悪かろう」だと思うようになった。

ジャンパーを脱いで金属部に鍵でカチンとやっていると、マスターさんが何をやってるの？と聞くので「ハサミが触れた瞬間にビリっと来るかもしれないので」というと、そういう事は起きたことがないと笑った。

髪の毛をスッキリさせて、マイナンバーカードに貼る写真を撮る為、証明写真の自販機に飛び込んだ。

もうこの年になると、自分の顔がどう撮影されようと知った事ではないね…必要だから撮るだけ。

見るのもウンザリする自分の写真を掴んで、市役所へ。

去年郵便受けにマイナンバーの不在通知が来ていたんだけど、俺が頼んだモノでは無いから興味が全くなくて再配達依頼を忘れてしまい、また今度と思っていたら今日になった。

市役所に入って受付でマイナンバーを受け取りに来たと言うと、案内の女性がやってきた。

凄く丁寧なオバサンで、親切に教えてくれる…この親切さは公務員ではないなと瞬時に判った…ってか、本物の公務員様が暖房の利きの悪いフロアで気を遣う立ち仕事なんかするはずがない！

そういう目で受付手前のフロアから市役所の中を見渡すと、実際の公務員って感じの人は何人もいないと思った…俺の目には大半の事務員が派遣かパートに見えた…恐らくハンコを押すだけの管理職だけが本物の公務員だと思う。

ただ、俺のような目で見てくれる人だけが市役所に来るわけでは無いと思う…景気が悪くなればなるほど世間の公務員への風当たりは厳しくなるから、接客・案内の仕事なんか本当は賃金の安いブラックな派遣なんだけど、接客は公務員に対して厳しいお客への対応となる…マナーの悪い馬鹿な奴ほど市役所にいるのは全員公務員だと思いこんでいる…つまり割の良い仕事ではない。

案内の人は俺の写真をハサミを持ってきて寸法通りに切ってくれた…悪い気はしないが、そこまでやらないと他の派遣に替えられちゃうんだろうなと気の毒に思った。

馬鹿丁寧な案内係さんのおかげでサクサクっと手続きを終え、写真を貼り付けたマイナンバーの用紙を役所前に立っているポストに叩き込んだ。

しかし、マイナンバーカードを作る本当の意図って何だろうか？

 

 

カードは住民票と同じ記載になるらしいのでカード提示を求められると外国籍を隠している人はバレてしまうらしいので国籍を隠している人には大変な事態なのかもしれないが、俺はど真ん中の日本人なのでマイナンバーカードになっても何の問題も無いが、逆に何の利益もない気がする…何なの？コレって感じ。

でも、既にカード関連で天下り団体がガンガン出来ているんだろうし、国民が要らないと言ったところで一旦役所がやると決めれば絶対に後戻りは出来ない。

どうせ出来ないのであれば情報漏れなどが起きないように、管理に注意して欲しいのだ。