SSブログ

長谷川穂積 VS ヘナロ・カマルゴ [ボクシング]

56.7キロ契約ウエイト ノンタイトル10回戦[パンチ]

3度目の世界奪取への4戦目の調整試合。

08.13.01.jpg

試合後「ノーダメージで終わりたかった」の言葉通り、呼吸も乱れずに試合は終わった。

1R、長谷川がワンツーからの左フックでダウンを奪う。

08.13.02.jpg

立ち上がったカマルゴをさらにコーナーに追い詰め左フックの3連発で仕留めた。

08.13.03.jpg

相手が前のめりに倒れる…久しぶりに鮮やかな長谷川の戦慄のKOを見た。

08.13.04.jpg

試合は1R、2分32秒TKO、遙かメキシコからやってきたカマルゴは何もせずに帰国することとなった。

一方的というか、長谷川の良いところしか出なかったが、解説の浜田氏は長谷川に強さが戻って、その集大成の様な試合だったと「いつでも世界戦が出来ますね!」と絶賛。
ランニング中の肉離れの影響も感じさせず、相手がコーナーに詰まると思いっきり踏み込んでいた。

長谷川も自信を取り戻しているようで、かつての敵なし状態だった頃の目に「戻って」いた。
こりゃ、どのチャンピオンも長谷川との対戦だけは何としてでも避けたいだろうね。

現在長谷川のチャンピオン返り咲きの候補としては、空位のWBA世界Sバンタム級王座を狙っているらしい。
体重的にもフェザーでは重い印象だったので、Sバンタムは丁度良い重さだと思うし、勝てば3階級制覇にもなる。

清銀拳闘研の予想では、相手が誰であろうと長谷川はチャンピオンに返り咲くと思う。
今の長谷川は心技体全てが恐ろしいほどに仕上がり、これまでで最も勝利に飢えている様に見えた。

なを、同日同会場で行われた2つの世界戦は、山中チャンピオンが「神の左」で1R鮮やかなKOで仕留め、八重樫チャンピオンも地味な試合を判定で制しタイトルを防衛した。

一刻も早く長谷川に世界戦のチャンスが来ることを祈るのだ。