UFO終了

フィル・モグ引退



イギリスのベテランハードロックバンドのUFOのボーカリスト「フィル・モグ」がUFOが終わったとコメントした。

UFOは1991年に3度目の再結成をして、1992年にマイケル・シェンカーが復帰して最盛期のメンバーでバンドを再編成。

しかしマイケルが95年に脱退し、何故か2000年に三度目の復帰をするも2002年に再び脱退と・・・バンドは気まぐれなマイケルに振り回された。

しかし、2003年UFO史上最強のギタリスト「ヴィニー・ムーア」の加入で安定する。

09年にピート・ウェイが体調不良で脱退するも、バンドはツアーも含めて安定した活動を続けた・・・俺はこの時期がUFOの全盛期だと思っている。

フィル・モグは2018年に最後のツアー「ラスト・オーダーズ」終了後に脱退すると発表し、2019年3月に開幕するも、4月にポール・レイモンドが急死、代役にニール・カーターが36年ぶりに復帰するもコロナ禍で中断。

2020年6月にポール・チャップマンが死去、8月にピート・ウェイが死去。

中断していたツアーを再開するも2022年8月、フィル・モグが心臓発作で倒れ緊急手術を受ける。

2024年のインタビューで2019年に最後の英国ツアーを行ったのが最後だったようだとコメントした。

YOUTUBEで2019年のライヴをチェックすると、フィル・モグは立っているのがやっとという感じで声が出ていなくて、元気なのはニール・カーターだけだった。

・・・UFOといえば「Strangers In The Night」という2枚組のライヴアルバムだけど、大学で知り合った音楽鑑賞仲間に「凄い」と言うと聴きたいというので貸して感想を聞くと「曲や演奏は良いけど・・・歌が和田アキ子みたいで残念」という感想だった。

当時の俺はUFOはマイケルのギターにしか興味がなかったが、「Love To Love」とか、今聴くと曲も凄く良い。

ヴィニー・ムーアとニール・カーターでUFO史上最強の状態になったのに、残念なのだ。