SG改造 後編

SCUDスイッチの問題解決




SG改造でトラブルがあった時の対策として、同じミディアム・スケールのFlying Vをリペアして、いよいよSGの改造に取りかかった。

今回はストラトのピックアップ切り替えスイッチをマウントして、スイッチングが出来なくなるので本来のスイッチの穴にKILL SWITCHを取り付ける計画。

前編に書いたけど、ボディーの薄いSGに収まるSCUD製のスイッチは以前付けていたのでピックガードに穴は空いているが、接触不良てL型トグルスイッチに戻していたので、ネットで見つけた有難い情報で修理することにした。





SCUDスイッチをバラすと、この部分がグラグラだった。





端子と基板を繋ぐハトメ部分のハンダ付けから作業を開始する。

基盤と端子をハンダで固定しようとするんだけど、上手くくっつかない。

こういう場合は、ハンダ付け部分にペーストを塗ってやると簡単にくっつく・・・ペーストはハンダにも含有されているんだけど足りないんだと思う。





ハンダ付け成功で、端子を触っても動かなくなった。





仮取り付け時にアンプを通して確認すると、接触不良は解消されていたので、そのまま取り付ける。

SGのピックアップはEMGなので、EMG用のプッシュボタン式キルスイッチ「TKO KILL SWITCH」の受け取り先を職場に指定して、SGを職場に持ち込んだ。

KILL SWITCH到着！





マニュアルは英語のみだけど、見れば判る。





キャビティ内はこんな感じ。





取り付け完了！





ネットの書き込みで「KILL SWITCHを付けると音量が半減し、配線を反対に付けると正常に戻った」みたいな気になるコメントを見た覚えがあるので、試しにやってみたところEMGの場合ソルダーレスのコネクターを反対に出来ないのでジャック部分で逆にすると音が出なかったので間違いは無かった。

これでスイッチがストラトでもスイッチングが出来る・・・余りやらないけど、KILL SWITCHって高級ギターに付いているイメージなので、SG君もどことなく高級に見えてきた。





今回の改造はここまでで、プロフィールのSG紹介をアップデートして完了なのだ。