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Fantasien - MargeLitch [My performance Archives]

SUPER DRAMATIC METAL SYMPHONY



毎月月初にアップデートしている「My performance Archives」、現在ディスクユニオンの「Marge Litch リイシュー・プロジェクト」期間中という事で、今回はMarge Litchの代表曲「Fantasien」です。

この曲のイントロを聴いてベートーヴェンの「月光」をイメージされる方が多いらしく、俺も友人から言われたことがあったけどFantasien作曲時は全く頭になかった・・・もし月光からインスピレーションを得ていたら、また違った感じの曲になったと思う。

Marge Litchのロゴはバンド結成の翌年の1987年、トリオ編成時のセカンドデモテープの時にバンド名が「Mage Lich」から「Marge Litch」に変更した時に出来て「SUPER DRAMATIC METAL SYMPHONY FROM TOKYO」というタイトルが入っているので、この頃からDRAMATICにやるぞ!って事はナントナク決めていたみたい。

いずれこの「My performance Archives」でも紹介しようと思うが、Marge Litchでのハードプログレっぽいアプローチはファースト・デモテープの頃からやっていて、プログレ的イメージの楽曲に強力な武器となるキーボーディストを探し続けていたが見つからず、ラッシュの様な最小限のメンバーで最大限の効果を作り出そうと、1990年3月のFantasienライヴ初演奏時はピッチシフターで1オクターブ高い音をミックスしたベースのイントロから始まっていた。

今回紹介するFantasienは、1995年の12月に吉祥寺SILVERELEPHANTでのクリスマスワンマンライブの演奏で、Voはまだ中川と紹介されている純子サンタさん、Kyeが竹内氏、Baが神保氏、ドラムが長倉氏という編成。

俺が弾いているギターはNo-01と名付けた、高校生の頃から弾いているFender Stratocasterで、ネックは3代目で友人から貰ったフェルナンデス製のリッチーブラックモアモデルのネックに交換、ピックアップはブリッジがEMG-85、ネック側がEMG-81、ブリッジはFLOYDROSE。

映像はSONY Video8 PRO「CCD-V100」という8ミリビデオカメラの映像に、音声はPAのミキサーからダイレクトに録音したDATをマスタリングしたのに差し替えている。

この演奏はファーストCD「Fantasien」のアレンジで、この数年後に再録音する「Fantasien 1998」のFantasienとは歌バックのコードも所々違っている短期間だけのバージョンなのでかなりレアだと思う。





Fantasienは演奏回数が多かったので、色んな想い出が詰まっているのだ。