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2023年MotoGP第15戦インドネシアGP [モータースポーツ]

マリーニPP




路面のミューが低いインドネシアのプルタミナ・マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで行われた予選は、ロッシの弟のルカ・マリーニがゲットした。

2位と3位にビニャーレスとアレイシ・エスパルガロのアプリリア勢が入り、4位にYAMAHAのクアルタラロが飛び込んだ。

ホンダはマルケス兄の8位が最上位で、あとは中上が20位とかいつもの予選の風景だった。


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クアルタラロが2列目スタートという決勝は、スタートを決めたマルティンがホールショットを奪い、ヴィニャーレス、クアルタラロ、マリーニが追う展開。

しかし、マリーニはビンダーと接触転倒の影響でリタイア、マルティンもチャンピオンがちらついてきたプレッシャーからかハイペース過ぎて13周目に転倒リタイアとなり、ヴィニャーレスがトップになる。

しかし、残り8周に後方から追い上げてきたバニャイアがトップに出て、2位のヴィニャーレスと3位のクアルタラロが接近する。

クアルタラロは無理にねじ込めば抜けたと思うが、路面が荒れていてレコードラインから外れれなかったのかも知れない・・・ただ、久しぶりのトップ集団にしては「俺もまだまだ速いんだぞ!」と良いところを見せようとせず、凄く冷静に乗れていて、クアルタラロの精神的な成長を見た。

一方のホンダはワークスのマルケス兄とミルが供に転倒リタイアで、マルケスは今年はもう乗らなくて良いと思った。

ホンダは来期YAMAHAに移籍するリンスが9位に入って結果を出した。

本来なら来期ドゥカティグレジーニに移籍するマルケスの後任はミルでは無くリンスだったが、後の祭りなのだ。