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2023年MotoGP第8戦オランダGP [モータースポーツ]

ベゼッチPP



予選はベゼッチがポール、2位バニャイア、3位マリーニとトップ3をドゥカティが独占。

ベゼッチって誰?というより、ドゥカティがポールって感じ。

決勝はバニャイアが優勝、2位にベゼッチ、3位にアプリリアのアレイシ・エスパルガロが入った。

日本メーカーはホンダの中上が8位、YAMAHAのモルビデリが9位に終わった。

クアルタラロはリタイア、マルケス兄はウォームアップで転倒して前代未聞の決勝レース欠場・・・その後撤回したものの、この事をミラーが激しく批判。

ホンダ陣営は今期限りでマルケスとの契約を打ち切る雰囲気で、チームマネージャーのプーチ氏も「去る者は引き留めない」とコメント、現在のパドックはホンダの状況なんかよりマルケスの移籍先が話題になっているが、俺はマルケスがやる気を無くしたのでは無く、古傷の目の神経の問題が深刻なんだと思っていて、この状態が続けば引退すると見ている・・・そう思ってしまうほど最近のマルケスの自爆率は異常な高さで、まともに真っ直ぐ走れていない感じ。

また、噂通りマルケスがホンダを出て移籍するとしても、これまでのホンダの高額契約の様な待遇は期待出来ないというか、時代はもうチャンピオンライダーに高額年俸を払って走って頂く時代では無くなっているので、ホンダもチャンピオンライダーに頼らず「ドゥカティの様に誰が乗っても安定して速いマシン作り」にシフトするべき。

マルケスは他チームより自分のチームメイトを最大のライバルだとして、新しいパーツを試すときも自分にとって使いやすいか?より、如何にチームメイトに有利なパーツを使わせないかを選んでいた・・・その歪んだマシン開発を長年積み重ねた結果、マルケス本人も乗りこなせない怪物マシンになってしまった。

だから、ホンダは一刻も早くマルケスを切って、まともな開発に戻すべき・・・それこそKTMのペドロサに戻ってきてもらって開発してもらいたい。

現在ドルナはホンダとYAMAHAに、かつてドゥカティやスズキに与えていた優遇措置を与える方向で動いているがドゥカティの猛反発を受けている。

ただ不振の日本メーカー勢が救済されて上位を狙える程復活したとしても、今のMOTO-GPが以前のように盛り上がるか?と考えると大いに疑問だ。

今のMOTO-GPは、ロッシ、ストーナー、ロレンソの居た頃とは全くの別物なのだ。