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ヤクルトvs阪神 2023/05/23~25 [阪神タイガース]

3タテ




連勝中で勢いに乗る阪神は、東の甲子園と呼ばれる神宮球場でのヤクルト戦だった。

3戦供、レフト側は阪神ファンで満員、応援の声も本家甲子園と遜色ない大迫力でラジオ中継の実況アナが「我々の声が聞こえていますかね?」と心配するほどの音量だった。

去年神宮で阪神戦をレフト外野で観たときは、コロナ規制で静まりかえっていて、レフトのロハスが平凡なフライを捕った時に歓声が上がる程度で全然盛り上がらなかった・・・俺も矢野阪神なんかより期間限定の7回の花火の方が気になっていた。

神宮球場は改修が行われるまでは、阪神の大応援団のチャンテなどがズレる欠点があったけど、改修後は応援がズレなくなった・・・改修前までは関東のトラファンの応援はカラクリ(東京ドーム)が最強だったけど、最近は神宮が凄い。

甲子園ライトの本家との違いはチャンテなどのテンポで、本家はテンポがゆっくりで地響きの様な重圧感があるのに対し、神宮はテンポが速いが球場の構造なのか音量は神宮の方が大きく聞こえる。

ま、こういうのを長々と書くほど今の阪神は上質の野球をしていて、ぼやきや突っ込むところは無い・・・だから辛口トークで有名なエモやんの解説も大人しい。

カード初戦はヤクルトの先発がカツオ(石川)投手だったので、また130キロ台の魔術に金縛りかなと心配したが打ち崩した・・・これはいつもベンチの一番前で仁王立ちしている今岡打撃コーチの手腕だと思う。

オールスターでノミネート外なのにファン投票でトップになった村上が6回2失点で今シーズン4勝目、規定投球回に達し、防御率1.47でリーグトップに躍り出た。

2戦目は西勇が、得点すると同じだけ吐き出すピッチングで西純と交代するが全くストライクが入らずに2連続四球で岩貞に交代・・・西純はこれで2軍落ち。

1点リードのヤクルトは抑えのエース田口をマウンドに上げ、連続三振で2アウトを取るがノイジーがヤクルトライトの不味い守備で3ベースヒット、大山四球の1-3塁からサトテルのタイムリー2ベースで逆転、9回裏何事もなかったかのように岩崎がマウンドに上がり2番から始まるヤクルト打線を3者凡退に討ちとって試合終了。

3戦目はイトマサが粘っていたが7.2回失点3で試合を作ったが、続く鍛冶屋のボークで同点となり勝ち星が消えた。

延長10回の表、木浪、代打糸原が倒れた2アウト、近本ヒットで出塁後盗塁、一塁が空いたので中野敬遠するも、ノイジーがヒットで満塁、大山が四球を選んで押し出し、続くサトテルが走者一掃となるタイムリーツーベースで4点リード、前夜のリプレイを見るような2アウトからのミラクル勝利だった。

10回裏は点差があるので岩崎を休めて岩貞が出てきて、村上にソロホームランを浴びたものの、4人で試合を終わらせた。

最後のバッター塩見の痛烈なサードへの強打をサトテルが超ファインプレーで仕留めた・・・ワンバウンドを上手くすくい上げた大山の冷静な守備も良かった。

サトテルは打撃と供に守備も安定してきた。

これでどんでんタイガースは5連勝で貯金14となり、巨人に連敗したDeNAに4ゲーム差を付けた。

これで阪神は聖地甲子園に戻って連勝中の巨人戦。

阪神は桐敷が今期初登板で、西純2軍降格で1カ月強2軍で調整してきた湯浅が昇格となる。

今でもDeNAのパワフルな打線は恐ろしいが、阪神も打線が繋がり出すと応援の大迫力も重なって凄い圧力を出せるようになってきた・・・明日の巨人戦での聖地甲子園の応援は凄いと思う。

交流戦前の最後のカードなので勝ち越したいのだ。