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さよなら百貨店 [日々のあれこれ]

渋谷再開発




渋谷の東急本店が先月をもって閉店となった。

1967年から55年間渋谷のシンボルとして営業してきたが、東急グループは渋谷の再開発を進めており跡地は高級ホテルになるらしい。

時代の切り替わりで、求められる物が変わったったのかもしれない。

百貨店といえば池袋西部もアメリカの投資ファンドに買収されて、大型家電店舗に変わるらしいが、俺は家電こそ店舗なんかで無くネットでポチるけどね。

最近の店は売れる物しか置かないので、そういう意味では品数の多い「百貨店」は少々値段が高くても即その場で入手出来る店としては重宝している人も多かったと思う。

その問題と平行して、ネット購入が当たり前になる前までの「店舗でのコンシェルジュとのやりとり」が億劫になっていて「自由に見て回りたいので話しかけないで欲しい」と思ってしまうのと、知識が豊富なプロの店員が激減して、マニュアルでしか動けない素人の派遣社員ばかりになったのも、店舗が寂れていく原因なのかなと思う。

別れた妻が渋谷に勤務していたので、東急本店は随分お世話になった・・・関西と東京では売られている魚貝類が違うんだけど、東急の地下生鮮食料品売り場に無いモノは無かったので、関西の鮮魚は東急、酒は池袋西武のデパ地下だった。

駅前にドカン!と立っている百貨店が無くなるのは寂しいのだ。