Steeler [My performance Archives]
8.8 rock dayの思い出
「Steeler」は俺が関西でバンド活動をしていた頃に所属していたBritish Steeleというバンドで作った曲です。
「Steeler」はMargeLitchの「MasqueradeGame」の元になった曲で、曲は俺で歌詞はボーカルの中井氏。
British Steeleのライブ音源は幾つかあるんだけど、どれにしようか迷った挙げ句に「8.8 rock dayでの演奏」を選んだ。
「8.8 rock day」とは、関西地区で1974年から1982年までYAMAHAが年に1度主催していた高校野球甲子園大会のバンド版みたいなコンテストで、春過ぎから関西地区の各所で予選が行われて8月8日に万博記念公園「お祭り広場」などで決勝が行われた。
当時はまだライブハウスが少なく、ライブをやる機会や場所が少なかったので、関西地区のアマチュアバンド達は殆どエントリーしていたと思う。
今回ご紹介するテイクは奈良県文化会館ホールで行われた「8.8 rock day奈良地区予選」での演奏で、後ろの方の座席から録音しているので音がぼやけているけど、驚くのはちゃんとステレオで録音されている。
British Steeleも「優勝するぞ!」と意気込んで出場したが、「Steeler」は2バスドラム仕様の曲なのに会場のドラムセットはYAMAHA製の必要最低限なシオシオのワンバスセットで、当時はツインペダルなんて便利なモノも無かったが、そんな悪環境でもめげずに叩いたドラマーの新野氏だけがベスト・ドラマー賞をゲットした。
他のメンバーには何も無く、出演者全員に記念プレートみたいなのを貰った。
演奏はVo中井、Gu石田、Gu俺、Ba小林、Dr新野の5人。
Heavy Metalの基本を外さず、「ride on!」からScreaming Shoutで始まっている・・・これは正しい。
この時に貰ったモノなのかも忘れたが、うちにも「8.8 rock day」のプレートがある。
ステージ上のアンプ類は当たり前だけど全部YAMAHA製で、ギターアンプはビルトインタイプの「F-100」というソリッドステートの非力なアンプで、機材転換のセッティング時間が短くて薄暗いステージの上で急いでエフェクターペダルを並べた記憶がある。
当時使っていたペダルなんて記憶にないが、British Steele時代のライブの写真に写っていたので紹介します。
ギターは初期の頃のNo-01ストラトくんで、ヴィンテージスタイルのカールコードを使っている。
ネックは22フレットのスモールヘッドに交換、ピックアップはリアからDiMaggio「DP104 Super2」、センターはノーマル、フロントがDiMaggio「FS-1 Fat Strat 」で、ハーフトーンが出せる5点切り替えスイッチで、ジャック部にブースター。
因みに履いているブーツは「1984」オーダーメイドの8.5cmヒールの蛇皮、右側に写っている2本のギターはスペア。
足下のペダルは・・・
1 不明、見覚えがない・・・チューナーか?と思うが、当時はまだBOSSのTU-12とかのクロマチックチューナーが無い時代だったので、チューナーではないと思う。
2 Jenの「Mister Cry Baby」で、アダプターを使わず、左側に見える赤いのは外付けでナショナルの9ボルトの赤い乾電池を使っている。
ワウペダルに隠れて四角いキャラメルスイッチ部分しか見えないが、ワウペダルの真後ろにMaxonのマスタースイッチ「SB300」でワウペダルをループさせてワウのON/OFFを行っていた(ワウペダルの位置を固定してイコライザー的に使っていた)。
3 Maxonのパワーディストリビューター「PD101]という9ボルト4つと18ボルト3つ出力できる優れもので、9ボルト6つに18ボルト1つに改造していて、驚くことに今でも作動する!
4 Maxonのディストーション「D&SⅡ」。
5 Maxonのグライコ「GE-601」、音を作るのでは無くソロ時にゲインを上げるブースターとして使用。
6 Maxonのキャラメルスイッチのフランジャー「FL-301」、18ボルト仕様。
7 Bossのフェイザー「PH-1」。
8 Guyatoneのアナログディレイ「PS-006」、ドライ音とディレイ音をセパレートで出力できるアナログエコー。
写真には写っていないが、この後段にBossのミニミキサー「KM-2」で、「PS-006」のディレイ音が小さいのをドライ音とバランスを取るために使っていた。
心臓部のD&SⅡをはじめ、British Steeleで使っていたエフェクターの幾つかを今でも使える状態で持っている事に自分でも驚いている。
しかし、遥か昔の自分の演奏を聴くってタイムマシンだ。
自分の曲もここまで過去に遡ると何も覚えていないので他人の演奏に聞こえ、過去の自分に色々と説教したくなるが、あの時の熱意だけは今の俺にも理解できるのだ。
「Steeler」は俺が関西でバンド活動をしていた頃に所属していたBritish Steeleというバンドで作った曲です。
「Steeler」はMargeLitchの「MasqueradeGame」の元になった曲で、曲は俺で歌詞はボーカルの中井氏。
British Steeleのライブ音源は幾つかあるんだけど、どれにしようか迷った挙げ句に「8.8 rock dayでの演奏」を選んだ。
「8.8 rock day」とは、関西地区で1974年から1982年までYAMAHAが年に1度主催していた高校野球甲子園大会のバンド版みたいなコンテストで、春過ぎから関西地区の各所で予選が行われて8月8日に万博記念公園「お祭り広場」などで決勝が行われた。
当時はまだライブハウスが少なく、ライブをやる機会や場所が少なかったので、関西地区のアマチュアバンド達は殆どエントリーしていたと思う。
今回ご紹介するテイクは奈良県文化会館ホールで行われた「8.8 rock day奈良地区予選」での演奏で、後ろの方の座席から録音しているので音がぼやけているけど、驚くのはちゃんとステレオで録音されている。
British Steeleも「優勝するぞ!」と意気込んで出場したが、「Steeler」は2バスドラム仕様の曲なのに会場のドラムセットはYAMAHA製の必要最低限なシオシオのワンバスセットで、当時はツインペダルなんて便利なモノも無かったが、そんな悪環境でもめげずに叩いたドラマーの新野氏だけがベスト・ドラマー賞をゲットした。
他のメンバーには何も無く、出演者全員に記念プレートみたいなのを貰った。
演奏はVo中井、Gu石田、Gu俺、Ba小林、Dr新野の5人。
Heavy Metalの基本を外さず、「ride on!」からScreaming Shoutで始まっている・・・これは正しい。
この時に貰ったモノなのかも忘れたが、うちにも「8.8 rock day」のプレートがある。
ステージ上のアンプ類は当たり前だけど全部YAMAHA製で、ギターアンプはビルトインタイプの「F-100」というソリッドステートの非力なアンプで、機材転換のセッティング時間が短くて薄暗いステージの上で急いでエフェクターペダルを並べた記憶がある。
当時使っていたペダルなんて記憶にないが、British Steele時代のライブの写真に写っていたので紹介します。
ギターは初期の頃のNo-01ストラトくんで、ヴィンテージスタイルのカールコードを使っている。
ネックは22フレットのスモールヘッドに交換、ピックアップはリアからDiMaggio「DP104 Super2」、センターはノーマル、フロントがDiMaggio「FS-1 Fat Strat 」で、ハーフトーンが出せる5点切り替えスイッチで、ジャック部にブースター。
因みに履いているブーツは「1984」オーダーメイドの8.5cmヒールの蛇皮、右側に写っている2本のギターはスペア。
足下のペダルは・・・
1 不明、見覚えがない・・・チューナーか?と思うが、当時はまだBOSSのTU-12とかのクロマチックチューナーが無い時代だったので、チューナーではないと思う。
2 Jenの「Mister Cry Baby」で、アダプターを使わず、左側に見える赤いのは外付けでナショナルの9ボルトの赤い乾電池を使っている。
ワウペダルに隠れて四角いキャラメルスイッチ部分しか見えないが、ワウペダルの真後ろにMaxonのマスタースイッチ「SB300」でワウペダルをループさせてワウのON/OFFを行っていた(ワウペダルの位置を固定してイコライザー的に使っていた)。
3 Maxonのパワーディストリビューター「PD101]という9ボルト4つと18ボルト3つ出力できる優れもので、9ボルト6つに18ボルト1つに改造していて、驚くことに今でも作動する!
4 Maxonのディストーション「D&SⅡ」。
5 Maxonのグライコ「GE-601」、音を作るのでは無くソロ時にゲインを上げるブースターとして使用。
6 Maxonのキャラメルスイッチのフランジャー「FL-301」、18ボルト仕様。
7 Bossのフェイザー「PH-1」。
8 Guyatoneのアナログディレイ「PS-006」、ドライ音とディレイ音をセパレートで出力できるアナログエコー。
写真には写っていないが、この後段にBossのミニミキサー「KM-2」で、「PS-006」のディレイ音が小さいのをドライ音とバランスを取るために使っていた。
心臓部のD&SⅡをはじめ、British Steeleで使っていたエフェクターの幾つかを今でも使える状態で持っている事に自分でも驚いている。
しかし、遥か昔の自分の演奏を聴くってタイムマシンだ。
自分の曲もここまで過去に遡ると何も覚えていないので他人の演奏に聞こえ、過去の自分に色々と説教したくなるが、あの時の熱意だけは今の俺にも理解できるのだ。
2023-02-01 11:29