SSブログ

アラン・ホワイト死去 [音楽]

珠玉のリズム




先日プログレッシブ・ロック・バンド「イエス」のドラマー、アラン・ホワイトさんが亡くなった・・・非常に残念。

ご冥福をお祈りします。

ブルーフォードの後にアラン・ホワイトがイエスに加入したのは「海洋地形学の物語」という超大作だった。

俺の大好きなアルバム「リレイヤー」でのプレイは圧巻だった。

イエスはその後低迷し、「ロンリー・ハート」の大ヒットで復活するんだけど、この頃がアラン・ホワイトの魅力が最も出ていた時期だと思う。

とにかく気持ちの良いリズムで、特にスネアの音はロックドラムの理想の音だった。

「イエス」は何度かライブを見に行ったけど、「ロンリー・ハート」発売時の代々木オリンピック・プールだったと思うけど、演奏が始まる前にSE流しているのか?と思ったら本番の演奏で驚いた。

まるで巨大PAでCDを流している様に音源に忠実な出音だった。

あと、ハードロック・ドラマーも顔負けという位、凄まじいパワーだったのにも驚いた。

俺が思うアラン・ホワイトのベストプレイはアルバム「トーク」の「Endless Dream」の頭から1分半程のシーケンスフレーズとドラムだけになる所かな・・・何度聴いてもカッコ良すぎて鳥肌が出る!

で、これからイエスは来日するらしいが、急遽アラン・ホワイト氏追悼ライブになるそうだが、メンバーがスティーヴ・ハウとボーカルがジョン・デイヴィソン、キーボードがジェフ・ダウンズ、ベースがビリー・シャーウッド、ドラムがジェイ・シェレンという残念な顔ぶれらしい・・・このメンツでイエスを名乗るってイカガナモノか。

また1人、大好きなドラマーがいなくなって寂しいのだ。