OSIRISの庭

最も長期間演奏した曲





今回は作った事もスッカリ忘れていた、以前YOUTUBE用に作った動画のテスト版を発掘したので紹介します。

俺のバンドキャリアの中で最も長く演奏した曲となれば、MargeLitchの2003～2004年頃に作った曲。

それ以前の楽曲も気に入っているが、バンドで演奏するとなると難易度が高くて「誰か1人でも欠けると再現できない」という現象が発生するので、残念ながら結果として短命に終わってしまった。

2003年のメンバーは、約10年ぶりにMargeLitchの「頭脳」として復帰したオリジナルメンバーでバンマスの関Kyo氏がベース、キーボードは俺が最も長く一緒に演奏したミュージシャンの竹内まんぞを氏、ボーカルは「ファンタージェン1998」のカメラマンだったTAMAちゃん、ドラムは怒濤の光速2バスの高橋悠くんという超強烈な顔ぶれだった。





まんぞを氏がMargeLitchうちわを持っているので、俺も欲しいなと思ったら物販で売っていた。





この頃に俺は「バンド活動」がやりたかったんだと判った・・・バンドって音楽性とか演奏の技巧も重要だけど、俺にとってそういうのはバンドをやるために必要なモノで、楽曲の制作は別にバンドでなくても独りでも作れるが、バンドとなると「生き物」というか「生もの」なのでメンバーと巡り会う運やタイミングが重要になるし、スキルのバランスが重要で頭数をそろえたら出来るというモノでもない。

この時期のMargeLitchは、メンバー全員が一致団結してアイデアがそれぞれから魔法のように具現化する、全員のギアがカチッと合う「俺のやりたいバンド」そのものだった。

沢山の曲を次々作ってはレコーディングして、プロモビデオを付けて発売していった・・・この時期のバンド内の活気とかモチベーションは俺が経験した全てのバンド活動で最大の手応えだった。

その中でも俺のお気に入りの曲は「オシリスの庭」。





プロモビデオのTAMA姫。





その後も「OSIRIS」と曲名を変更して沢山演奏した・・・恐らく俺が最も多く演奏した曲だと思う。





音源での演奏はVo月本、Key竹内、Dr高橋、Gu＆Ba横山で、これはバランスが悪いのでやり直そうと思っていたが、再録音の計画やメンバーチェンジなどが重なり、とりあえずこれがオフィシャルのテイクになった。






LIVE動画は、2014年03月23日のライブで、映像は4カメによるマルチカム編集、音声はPAからのLINE＋ステレオマイク。

演奏はVo月本、Dr山村、Ba中易、Key島田。






弾いているギターはメインギターのFender Stratocaster（Yngwie Malmsteen Signature）VINTAGE WHITE、ピックアップはNeck：Dimarzio DP180 WHITE Air Norton S、Cente：Dimarzio HS-3、Bridge：SEYMOUR DUNCAN SLSD-1 Lil' Screamin Demonという組み合わせ。

当時の事なんて覚えているわけないので、当ブログに書いている記事によれば、アンプは複雑な事をやっていて、LINE6　POD XT PROのセンドリターンにROCKTRON　のVooDu Valveを挟んでいるらしいが、ワウペダルもエクスプレッションペダルを使ってMIDIでコントロールしているんだけど、LINE6かROCKTRONのどちらを使っているか？は謎。

ただ、デジタルマルチの連結になるので、流石にレイテンシが大きくなるから大半はPOD XT PROのみで鳴らしていると思う・・・いずれにせよこのシステムは凄く短期間しかやらなかった。

パワーアンプはROCKTRONのVelocity 300、足下はRoland FC-200 MIDI Foot Controller。

今回は俺が最も長期間演奏した曲の紹介でしたのだ。