久遠寺

富士山絶景スポット



朝起きて温泉に浸かり、朝食をとってホテルをチェックアウト、一路見延山を目指した。

中部横断自動車道を走って、見延山ICから少し走ると久遠寺下の駐車場に到着。

三門から本堂までの間に心臓破りの階段があるらしいが、我々は駐車場奥から呼び出し式のミニケーブルカーに乗って境内へ。





日蓮とは鎌倉時代の僧で日蓮宗の宗祖。

久遠寺は日蓮が晩年に鎌倉から身延山の草庵に移り「身延山妙法華院久遠寺」と名付けた日蓮宗の総本山の寺。

驚いたのは、鎌倉時代の寺だけど数々の火災でどの建物も新しくビンテージ感に欠けていた。





広大な境内には巨大なお堂や多宝塔などが沢山あって、何処からともなくお経を唱える時に鳴らすリズミカルなパーカッションの音が聞こえて雰囲気があったが、仏像に特筆すべきものは見当たらなかった。

なんというか、観光客よりも信者さんの寺って感じを受けた。

Kが中に入れると言うので、Kの後について堂内を見て歩いていると親切なお坊さんに呼び止められ、昔の久遠寺の話を聞かせていただいた。

やはり五重塔とか本堂まで火災で消失して立て直したそうだ。





本堂の天井に大きな龍が描かれていたので、鳴き龍か？とKが手を叩くが共鳴は起きなかった。

かっこ良い龍のお守りを購入。





境内外れにあるロープウエイで、見延山山頂にある奥の院へ。





本来なら山の急斜面を延々歩いて登るらしいんだけど、綺麗なロープウエイで楽々到着したが、途中眼下に鹿を見た。

ロープウエイの天井には本堂と同じ龍が描かれていた。





展望台に行くと、快晴で山頂に雪を頂いた富士が悠然と佇んでいた・・・見事だった！





数か所ある展望台からは、日本アルプスなどの山々が大パノラマで迫ってきた。





絶景だったのだ。

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