選挙速報の不思議

疑問だらけの開票速報




選挙になると不思議に思うのは、NHKなどの選挙速報番組。

今回も投票日の夜にテレビを見ていたが、やはり納得いかない。

俺が間違っているかもしれないが、俺の記憶では確か投票所での投票の締め切りが20時で締め切りで、各投票所の投票箱がタクシーで開票所に集められ、票の開票は21時から行われると認識している。

しかし、衆議院選挙の速報は20時前後から始まり、20時より前から始まったNHKは20時になる前にカウントダウンの表示が出た。




そして20時になった瞬間に右下に自民党の河野議員の当選確実が出た。





テレビが実際の開票作業が行われる1時間も前に当選確実が出せる根拠は？となると、投票所の出口で各テレビ局のスタッフが投票を終えた有権者を捕まえて誰に投票したかを調査する「出口調査」の結果・・・それ意外に根拠は無い。

しかし、俺が投票した場所にマスコミのスタッフなんて1人もいなかった。

今回の選挙は期日前投票だったからかもしれないが、同じく投票締め切りと同時に当選となった都知事選挙の時は、投票日に投票所に出かけると確かに腕章を付けたアルバイト丸出しのスタッフを見かけたが、小雨が降っていたので誰も捕まっていなかった。

そもそも個人情報がうるさい今の時代に、自分が何処に投票したかなんて聞かれてぺらぺら正直に話す馬鹿がいるとは思えない。

そして何より不自然なのは、20時から下側に並ぶ政党の名前の欄に、まるで開票作業が刻々と進んでいるかの様に次々と当選者の名前や政党の欄に人数の数字が増えていくのが不自然で、この時はまだ本物の投票用紙が入った投票箱は開票作業が行われる場所にタクシーで移動中のはず。

テレビが「出口調査」の情報だけで「当選確実が出せる」のであれば、20時になった瞬間に調査結果を一気に全部出せるはずなのに、あたかも開票作業をリアルタイムで追いかけているかのような演出なのが非常に不自然。

画面下に出ている欄の一番右に「残」ってあるけど、まだ1票も開票されていないのに、何の残りなのかも謎。





また投票所の調査スタッフのメチャクチャ荒い「出口調査」の結果が、１つも外れない正確さなのも非常に不自然。

そこまで正確なら、投票なんていらない。

これって選挙結果をテレビが決めているんじゃ無いか？

もっといえば、テレビを動かしている奴が決めているんじゃないか？

ただ、俺はネット内に溢れている陰謀論者では無い。

最近はネット内に不正選挙とか言って開票時に票を読む機械にカラクリがあるという陰謀論者がいるが、そういう類はテレビの「当選確実疑惑」から有権者達の目を逸らす為に働く「テレビと同じ穴の狢」だと思う・・・だから陰謀論者は「テレビ当選確実疑惑」の話はしない。

開票前に結果を出して、まだ開票作業に入っていないのに開票をリアルタイムの速報している様な演出が行われるって、どう考えてもオカシイのだ。