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西武 VS 阪神 2021年5月28~30日 [阪神タイガース]

2勝1敗



去年はコロナで交流戦中止だったので、阪神が3年ぶりに所沢に来るのでチケットを取ろうとしたら5千人限定発売で、発売日には既に有料会員が全席買った後だった。


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因みに最近はメットライフドームのチケットも会員で無いと買えないので、俺も無料会員に登録している。


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さて、ロッテにパリーグ独特の厳しい野球で負け越した阪神は聖地甲子園から所沢に移動して西武とのネコ科対決となった。


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他のセリーグのチームが好調なので、阪神も負けられない。

西武戦は初戦から青柳と馬場が打ち込まれる激しいネコパンチの応酬になった。

9回の表、5-7で勝っていた西武は、押さえのギャレットを投入して勝ちパターンの逃げ切りを計ったが、阪神は佐藤の3ランを含む一挙5得点で逆転!

虎を崖っぷちまで追い詰めたライオンだったが、9回裏にスアレスが退屈そうにマウンドに上がった時には既に息絶えていた。

スアレスは西武の丸々と太った肥満体打者達を3者3三振で切って捨て、死闘に終止符を打った。

負ければ3ヶ月は引きずる様な、凄まじい試合だった。

2試合目は、前日と真逆の貧打戦。

両チーム投手陣が頑張り、阪神打線も良い投手は打てないが、特にロハスという自動アウトのハンデが目立った。

ロハスはコロナで入国が遅れ練習不足なのは判るが、どの時点で見切るか?の段階に来ていると思う。

試合に勝ちながら日本野球に慣れさせようと起用してきた矢野だけど、6月に入れば、もうお客さん扱いは出来ないだろう。

俺なんかの素人目にはロハスが打てない欠点は特に見あたらないが、成績は余りにもお粗末。

まだ本人にやる気があるなら2軍で再調整しないと、このまま使い続けても何が復調への切っ掛けなのかがハッキリしないので厳しい。

1勝1敗で両チーム負けられなくなった3戦目は、さすがの矢野もロハスを下げて糸井を出した。

糸井は早速ホームランを打ち、ますますロハスの立場が無くなってきた。


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阪神はローテの谷間で村上が先発するも、2回1/3を5失点の大炎上で球場の隣にある狭山湖の湖底に沈んだ。

しかし小刻みに得点しながら及川~小林~馬場と無失点継投でバトンを渡すも、投げる前から既にフラフラな岩貞が打ち込まれた。

1戦目に続いて両軍リング中央で足を止めてのノーガードの「どつきあい」になったが、糸井に続いて梅野も2ラン、塁に出ては積極的な走塁が目立った。

特に9回の植田と梅野の盗塁は、肥満体の西武の選手には出来ない素早さだった。

西武の選手、特に山川、中村、平良、森などは食事療法を受けて痩せた方が良いと思う。

フラフラの岩貞がぶちまけたので、たった1点になってしまった大事な大事な得点を岩崎が死守した。

9回表、阪神の攻撃に対し西武は絶対負けられないと1点ビハインドで押さえのエースギャレットを投入し、2本のヒットに四球でランナーを背負うも0封で押さえきった。

9-8で9回裏西武の攻撃に対して、スアレスがマウンドに登場。

スアレスは、小さな子供が両腕で大事に抱えている玩具を無理矢理引きはがす様に、圧倒的な力で西武ファンの微かな希望を粉砕した。

ここ数年味わったことが無い、まさに死闘だった。


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ロッテに続いて西武も強かった。

次戦は月曜を挟んで聖地甲子園に戻って関西ダービーなのだ。